加齢黄斑変性は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
抗VEGF薬を目に注射し、病気の進行を抑えます。
新生血管型加齢黄斑変性の主な治療薬は、抗VEGF薬(アイリーア、ルセンティス、ベオビュ、バビースモなど)です。
これらの薬は、黄斑部での異常な新生血管の成長を抑え、出血やむくみを防ぐ働きがあります。
これらの薬は硝子体内注射といって、目の中に直接薬剤を注射して投与します。
副作用としては、結膜出血や軽度の痛み、異物感が一時的に見られることがありますが、多くは軽度です。
まれに感染(眼内炎)や眼圧上昇といった副作用が起こる可能性もあるため、注射後の経過観察が重要です。
また、まれですが、抗VEGF注射の成分が全身に移行して、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な副作用が生じることもあります。
治療効果を保つには、継続的な通院と定期的な注射が必要となります。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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