円形脱毛症の薬が効かない場合はどうしたらいいですか?
主治医と治療法についてよく相談し、自己判断で薬をやめたりしないようにしましょう。
円形脱毛症の薬が効かない場合には、担当の医師に相談するようにしましょう。
円形脱毛症では、一般的にステロイドなどを用いた薬物治療以外に、冷却療法、光線療法などがあります。薬物治療の効果が不十分な場合には、これらの治療を開始することがあります。
光線療法とは、脱毛部位に医療用の紫外線を照射することで脱毛範囲を縮小させる治療です。
冷却療法とは、脱毛部位に液体窒素に浸した綿棒を押し当てたりスプレー噴射することで、脱毛範囲を縮小させる治療です。冷却療法は単体では行わず、薬物治療などの他の治療と併用して行われます。この治療法は保険適用ではありません。
その他に近年保険適用となった薬物療法としては、JAK阻害薬という飲み薬がありますが、処方にあたっては条件があります。
治療の効果が不十分な場合には、他の治療法を選択できる場合があります。まずは担当の医師に相談するようにしましょう。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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