円形脱毛症とAGAの違いについて教えてください。
円形脱毛症とAGAは、発症機序、発症年齢、治療法などの点で異なります。
円形脱毛症とAGAは、発症機序、発症年齢、治療法において、以下のような違いがみられます。
発症機序
円形脱毛症は、自分の免疫システムによって自分自身が攻撃されることで、毛根にある毛包で炎症が生じ、毛が抜ける病気です。
AGAは、男性ホルモンであるジヒドロテストステロンの影響で、毛が細く短くなることで毛が抜けやすくなります。
円形脱毛症では、一般的に脱毛は局所的であり、円形や楕円形の脱毛がみられますが、AGAでは前頭部や頭頂部の毛髪が抜けやすくなります。
発症年齢
円形脱毛症はあらゆる年齢で発症する可能性があります。AGAは一般的に思春期以降に発症します。
治療法
円形脱毛症ではステロイドの塗り薬やステロイドの注射などが用いられます。AGAではフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルなどの薬剤で治療を行います。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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