女性の鳩胸の見分け方は?どんな治療をする?何科に行く?

監修医師初岡 佑一形成外科 / 日本医科大学付属病院形成外科

鳩胸について、特に知りたいことは何ですか?

利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。

女性の場合、鳩胸の見分け方を教えてください。

見分け方は男性と同様ですが、女性の場合、乳房の発達により軽度な変形は外見上目立たなくなることがあります。

【鳩胸の基本的な特徴】

鳩胸とは、胸の正面にある胸骨や前胸壁の一部が外側に突き出ている状態です。この変形は思春期の成長期に目立ち始めることが多いです。

【女性特有の見分け方のポイント】

鳩胸の発生率は、男性と比較して女性の方が約4分の1程度と低い傾向があります。女性が鳩胸を自分で確認したり、他者から指摘されたりする際には、特に以下の点が重要になります。

  • 変形の見た目: 鳩胸は、胸骨が突出しているという形態的な特徴に基づいて診断されます。
  • 乳房による覆い隠し(マスキング): 乳房が発達する前に鳩胸に気づく若い女性もいますが、乳房の発達が進むと、軽度から中程度の鳩胸の変形は乳房によって覆い隠され、外見上目立たなくなってしまうことが多いです。これにより、治療が不要となるケースもあります。
  • 見た目による不快感: 鳩胸は、見た目(体型)に関する悩みや、美容的な不快感につながりやすいため、症状ではなく美容上の理由で治療を求める主な動機となることがあります。

鳩胸の場合、主にどのような治療をしますか?

鳩胸の治療は、経過観察、装具による矯正、低侵襲手術、および開胸手術の4つが主に選択されます。

鳩胸の治療法は、変形の程度、胸壁の硬さ、そして患者さんご自身の治療に対する意欲によって選ばれます。

【非手術治療】

軽度で安定している場合や、外見の変化を気にしない場合は経過観察が可能です。 現在、多くの施設で第一選択肢として推奨されるのは、コルセットのような装具(ブレース)を使った矯正です。
これは、装具で突出した部分を継続的に圧迫し続けることで胸の形を治す方法です。手術のリスクを避けられる信頼性の高い治療ですが、成功率が高いのは、患者さん自身が長期間、装具を装着し続ける強いやる気(コンプライアンス)がある場合に限られます。年齢が高い(胸壁が硬い)、または変形が非対称な場合は、装具治療の失敗率が高くなる傾向があります。

【手術治療】

装具治療で効果がない場合や、重度で胸壁が硬い変形に対しては手術が検討されます。

  • 低侵襲手術(アブラムソン法):これは、埋め込み式の金属バーを突出した胸骨の前に通し、内側に押し込む手術です。従来の開胸手術に比べて、傷跡が小さく、肋軟骨を切除しないため体への負担が少ないのが大きな利点であり、現在、外科的治療の主流となりつつあります。
  • 開胸手術(ラビッチ法):軟骨を切除して矯正する伝統的な手術法です。胸の前面に大きな傷跡が残るため、主に硬直性が高い、あるいは極めて重度で非対称性の変形に対して限定的に行われます。

鳩胸が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

鳩胸は胸壁変形であり、「胸部外科」や「形成外科」などの科が考えられます。

【鳩胸の概要】

鳩胸(はとむね)は、胸の前の部分(前胸壁)にある胸骨が突き出ている状態を特徴とする胸壁の変形です。この変形は、多くの場合、思春期に目立つようになります。鳩胸の患者さんは、多くの場合、見た目に関する不満(整容的な問題)を主な理由として受診します。

【受診が考えられる専門科】

鳩胸の治療法には、大きく分けて「非外科的治療」と「外科的治療」があります。

  • 外科的治療を行う科:鳩胸を外科的に矯正する手術(低侵襲Abramson法など)は、胸郭を扱う外科分野で行われます。

鳩胸の矯正は、見た目の改善や、装具による治療が難しかったり効果がない場合に検討されます。胸壁変形に詳しい医師がいる専門病院や、胸部外科、形成外科などの受診を検討しましょう。

関連する病気と症状

この記事をシェアする

Googleで優先するソースとして追加

治療が必要な患者様へのお願い

鳩胸

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

公開日:

最終更新日:

編集・監修基準について

本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。

  1. Q作成

  2. 医師執筆/監修

  3. QAレビュー

  4. 公開

日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
医療AIに不調を相談

医療AIパートナー ユビー

24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです

無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

ユビーウェルネス
ウェルネスを学ぶ

ユビーウェルネス

医師監修の信頼できる健康情報メディアで、日常のからだに寄り添う生活改善のヒントをお届けします。