メラノーマは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を使うことがあります。消化器系をはじめ、さまざまな副作用があります。

解説

「メラノーマ」の治療として、外科的切除が適切な場合は手術が行われます。リンパ節や他の臓器への転移が見られ、切除ができない場合には、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた薬物治療が行われます。
メラノーマの治療で主に用いられる分子標的薬としては、ダブラフェニブ、トラメチニブなどが、免疫チェックポイント阻害薬としてはニボルマブ、イピリムマブ、ペムブロリズマブが挙げられます。
それぞれの薬剤の頻度が高い副作用として、以下のようなものが挙げられます。

ダブラフェニブ+トラメチニブ(併用)

ニボルマブ、イピリムマブ、ペムブロリズマブ


上記以外にもさまざまな副作用がありますので、これらの薬剤を使用する際は、主治医の説明を十分確認するようにしましょう。

公開日

最終更新日

東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教

石橋 直弥 監修

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(参考文献)

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関連するQ&A

「メラノーマ」とはどのような病気ですか?

皮膚がんの一種で、皮膚の色素に関係するメラノサイトという細胞ががん化して起こる病気です。

メラノーマの原因は何がありますか?

原因は不明とされていますが、外部刺激や紫外線が原因となる場合があるとされています。

メラノーマではどのような症状がありますか?

ホクロに似たシミのようなものができ、進行すると色、形、大きさが変化したり、皮膚がえぐれることがあります。

メラノーマには初期症状はありますか?

ホクロに似たシミのようなものができます。

メラノーマの場合、主にどのような治療をしますか?

基本的には外科的切除を行います。転移などがある場合は、薬剤治療を行うことがあります。

メラノーマが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

皮膚科を受診してください。

メラノーマのセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

メラノーマで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

別の薬剤を使った治療を行います。放射線治療を行うこともあります。

メラノーマの場合、日常生活で気を付けることはありますか?

ほくろと見分けがつきにくいので、ほくろの様子に変化がないか、定期的にチェックするようにしましょう。

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