メラノーマは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を使うことがあります。消化器系をはじめ、さまざまな副作用があります。
「メラノーマ」の治療として、外科的切除が適切な場合は手術が行われます。リンパ節や他の臓器への転移が見られ、切除ができない場合には、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた薬物治療が行われます。
メラノーマの治療で主に用いられる分子標的薬としては、ダブラフェニブ、トラメチニブなどが、免疫チェックポイント阻害薬としてはニボルマブ、イピリムマブ、ペムブロリズマブが挙げられます。
それぞれの薬剤の頻度が高い副作用として、以下のようなものが挙げられます。
ダブラフェニブ+トラメチニブ(併用)
ニボルマブ、イピリムマブ、ペムブロリズマブ
上記以外にもさまざまな副作用がありますので、これらの薬剤を使用する際は、主治医の説明を十分確認するようにしましょう。
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最終更新日:
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
日本皮膚科学会 ・人日本皮膚悪性腫瘍学会 . 皮膚悪性腫瘍ガイドライン第 3 版 メラノーマ診療ガイドライン 2019. 金原出版. 2019
ノバルティスファーマ株式会社.“タフィンラーカプセル50mg タフィンラーカプセル75mg”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/3002424291046M10201_11,(参照 2024-06-13).
小野薬品工業株式会社.“オプジーボ 点滴静注”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/1801884291427A10241_65,(参照 2024-06-13).
ノバルティスファーマ株式会社 .“メキニスト錠0.5mg メキニスト錠2mg”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/300242_4291047F1026_1_12,(参照 2024-06-13).
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