十二指腸乳頭部癌はCT検査でわかりますか?
CTでわかる場合もありますが、小さい病変では内視鏡検査や超音波内視鏡での検査が必要です。
十二指腸乳頭部癌はCTでわかる場合もありますが、小さい病変では内視鏡検査や超音波内視鏡での検査が必要です。
病変がある程度の大きさとなっており、周囲の胆管や膵管を押している場合などには、造影CTの検査で十二指腸乳頭部癌がわかる場合もあります。しかし、小さい病変では、CTで診断をすることは難しいです。
診断をするうえでは内視鏡検査が有用です。側視鏡という特殊な内視鏡を用いて十二指腸乳頭部を観察し、必要に応じて細胞の検査を追加します。十二指腸乳頭部の診断は難しく、通常の粘膜の下に病変が隠れているような場合には、内視鏡でも見つからないことがあります。また、超音波内視鏡検査は、粘膜直下に病変があるような場合にも時に有用です。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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