乳頭腫は他人にうつる病気ですか?
原因によります。ウイルス性のいぼはうつる可能性がありますが、加齢などが原因のいぼはうつりません。
【うつる可能性があるいぼ】
「乳頭腫」と呼ばれるできもののうち、ウイルスが原因のいぼは、他人や自分の体の別の場所にうつる可能性があります。
代表的なものとして、手足によくできる普通のいぼ(尋常性疣贅)、顔などにできる平らないぼ(扁平疣贅)、子どもに多い水いぼ(伝染性軟属腫)があります。
これらは、手荒れや傷口などからウイルスが入り込むことで感染します。ただし、触れただけで必ずうつるわけではなく、健康な皮膚には感染しにくいと考えられています。
【うつらないいぼ】
一方で、ウイルスが原因ではないできものは他人にうつりません。例えば、加齢に伴ってできる茶色や黒っぽいできもの(脂漏性角化症)、首やわきの下にできる柔らかい突起(軟性線維腫)、靴などの圧迫や摩擦で角質が厚くなったタコやウオノメ、生まれつきのあざ、まれに混ざっている皮膚がんなどはうつりません。
【うつさないための注意点】
ウイルス性のいぼを広げないためには、いぼをむしったり削ったりしないことが大切です。
爪切りやカミソリを、いぼがある部分と健康な皮膚で使い回すのも避けましょう。
また、ウイルスは皮膚の小さな傷から入り込むため、手荒れや乾燥をそのままにせず、肌を健康に保つことも感染予防に重要です。
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(参考文献)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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