肺動脈性肺高血圧症
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どのような検査を行って肺動脈性肺高血圧症の診断をしますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
回答
血液検査、レントゲン、心電図、超音波検査、肺の機能を評価する検査、カテーテル検査など、多くの検査を行う必要があります。
解説
まずは症状や経過、身体診察の結果などから疑い、可能性があれば検査を行って診断を確定します。
肺動脈性肺高血圧の診断のためには、下記のような多くの検査を行う必要があります。
スクリーニング(病気の可能性を探ること)などの目的で行う検査
- 血液検査
- 心電図
- 胸部レントゲン
- 心臓超音波検査
- 血液ガス
上記の検査で異常を認めた際に行う精密検査
- CT
- MRI
- 肺換気血流シンチグラム
- 心臓カテーテル検査
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの肺動脈性肺高血圧症の質問
肺動脈性肺高血圧症(PAH)とはどのような病気ですか?
心臓から肺に血液を送る血管である肺動脈の圧力(血圧)が、何らかの原因で異常に上昇する病気です。
肺動脈性肺高血圧症になる原因には何がありますか?
心臓の疾患、遺伝、薬、膠原病などの疾患が関連する場合や、原因が不明(特発性)の場合もあります。
肺動脈性高血圧症はよくある病気ですか?
非常に稀な疾患で、有病率は100万人に1〜2人から15人程度とされています。
肺動脈性肺高血圧症を放置するとどうなりますか?
病気の進行に伴って息苦しさ等の症状が悪化し、最終的には命に関わります。
肺動脈性肺高血圧症ではどのような症状が見られますか?
身体を動かした時などの息苦しさや疲れやすさが主な症状です。失神、血痰、咳、声のかすれ等の症状が出ることもあります。
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