過多月経が原因で、出血性ショックになることはありますか?
過多月経が原因で、出血性ショックになることもあります。
過多月経をはじめ大量の子宮由来の出血が原因で出血性ショックになることもあります。
出血性ショックとなった場合には、出血を止める処置を行うとともに点滴や輸血の準備も行う必要性があります。
止血の治療としては、薬物治療としてホルモン剤の投与や止血剤の投与を行いますが、すでに出血性ショックになっている場合には、子宮の物理的な圧迫や子宮動脈の血流を落とす処置(子宮動脈塞栓術)、子宮摘出などを選択することもあります。
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最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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「過多月経」とはどのような症状ですか?
一回あたりの生理の量が多いことを「過多月経」と言います。
過多月経ではどのくらいの大きさの血の塊を認めることがありますか?
レバー状の大きな血の塊がたくさん見られることがあります。
過多月経の原因や病気として、何が考えられますか?
ホルモンバランスの異常などの機能的な疾患か、筋腫やがんなどの疾患が考えられます。
過多月経の場合、何科を受診したらよいですか?
産婦人科を受診しましょう。
過多月経について、受診の目安を教えてください。
仕事に集中できない、夜間熟睡できない、ふらつきがあるなど日常生活に影響がある場合には積極的に受診しましょう。
いつもより生理の量が多いのですが、過多月経の可能性はありますか?
月経血の量がいつもよりも多い場合には、過多月経の可能性があります。
過多月経をセルフチェックすることはできますか?
過多月経は以下のチェック項目に回答することでセルフチェックすることができます。
過多月経は自然に治りますか?
なんらかの治療を要することが多いのですが、自然に改善することもあります。
過多月経の場合、貧血を伴うことはありますか?
過多月経は女性の貧血の主要な原因とされています。
過多月経がある場合、がんの可能性はありますか?
子宮がんが原因で過多月経になっている可能性も否定はできません。
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