ふくらはぎ痛の治療や予防方法には何がありますか?
筋肉痛やケガが原因の場合には、アイシングをしたりテーピングなどを巻いたりして安静にしましょう。予防にはストレッチや適度な運動が有効です。
スポーツなどのケガが原因で急な痛みが始まった場合には、下腿三頭筋の肉離れの場合が多いです。
この場合に自分でできる応急処置にはアイシング(=外傷などの炎症を起こしている箇所を氷で冷やし、痛みや腫れを抑える行為のこと)や包帯圧迫などがあります。痛みを和らげるには、市販の痛み止めの服用や湿布の使用も有効です。
1~2日で症状が改善してくるようであれば心配ないでしょう。
上手く歩けないほどの痛みがある場合には、アキレス腱損傷の可能性があるため、早めに整形外科を受診しましょう。
また、肉離れの予防のためにはアキレス腱を伸ばすストレッチが有効です。
急な運動でケガをすることが多いため、運動不足にならないように日常的に運動をするようにしましょう。
ケガや筋肉痛以外でも、さまざまな病気でふくらはぎに痛みが出る事があります。原因によって治療もさまざまですので、症状が続く場合は医療機関で診察を受けることをおすすめします。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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