更年期に入ったことが原因で関節が痛むことはありますか?
更年期前後の女性の半数以上が関節痛を経験するといわれています。
更年期とは、閉経前後5年ほどの時期を指します。更年期には、女性ホルモン(エストロゲン)が減少することで、関節痛をはじめとするさまざまな症状が起こることが知られています。
以下、更年期との関連が指摘されている、関節痛を引き起こす病気について説明します。
変形性関節症
更年期には、関節の変化が起こって変形性関節症などが進行することで、手指その他全身の関節痛が出現しやすいことが知られています。
変形性関節症は更年期に伴うものも含め、鎮痛剤やストレッチ、運動などによって改善が見られることが一般的です。更年期特有の症状が強い場合には、ホルモン補充療法を行うこともあります。
関節リウマチ
関節リウマチについても、更年期に当たることの多い40歳代後半に女性が発症しやすいことなどから、更年期のホルモンバランスの変化が関連しているかもしれないといわれています。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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