犬に噛まれた際、病院に行かないとどのようなリスクがありますか?
敗血症や破傷風など命に関わる感染症に進行するリスクがあります。
最も心配なのは感染症です。犬の口の中にはたくさんの細菌がおり、噛み傷は皮膚の奥深くまで細菌を押し込む形になるため、感染が起きやすいです。
受傷直後に石けんと流水でよく洗うことも重要ですが、それだけで安心できるとは限りません。放置すると傷口周辺が蜂窩織炎という皮膚の感染症などに進行することがあります。さらに悪化すると、菌が血液に入り込んで敗血症を引き起こし、命に関わる事態になることもあります。
また、破傷風の予防接種を受けていない場合、破傷風を発症するリスクもあります。その他にも傷跡が目立つ形で残ってしまったり、神経損傷による後遺症が残る可能性もあるため、自己判断で放置せず医療機関を受診することが大切です。
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(参考文献)
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Dhillon, Jasmine et al. Scoping decades of dog evidence: a scoping review of dog bite-related sequelae. Canadian journal of public health. 2019, 110, 364-375.
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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