夜盲症の場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

夜盲症の症状がある場合、まずは眼科を受診することが適切です。

解説

夜盲症の症状がある場合、まずは眼科を受診することが適切です。夜間や暗い場所での見えにくさが続く場合、それが一時的な疲労や環境の問題によるものではなく、眼の疾患や全身性の問題が関与している可能性があるため、専門的な診察が必要です。眼科では視力検査や視野検査、眼底検査、網膜電図などを通じて、網膜の機能や視細胞の状態を詳しく調べることができます。

受診の目安としては、以下のような症状がある場合には早めの受診が望まれます。たとえば、「夕方になると急に視界が悪くなる」「暗いところで物にぶつかりやすくなった」「暗い部屋に入ってもしばらく見えにくいまま」など、日常生活に支障を感じる暗所での視覚障害が続くときです。また、家族に網膜色素変性症などの遺伝性眼疾患の既往がある場合も注意が必要です。

さらに、栄養状態に問題がある方や、肝疾患、消化器疾患、あるいは特定の薬剤を長期間使用している方などは、ビタミンA欠乏が原因となっている可能性もあるため、内科的な評価が必要になることもあります。眼科での診察結果に応じて、必要があれば内科や専門科への紹介も行われるため、まずは眼科への受診を検討するとよいでしょう。

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東北大学病院 眼科

山口 知暁 監修

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