少しの運動で大量の汗が出るのですが、病気ですか?
個人差や運動習慣が影響するため、病気とは限りません。ただし、動悸など他の症状を伴う場合は医療機関に相談しましょう。
少しの運動で大量に汗をかくからといって、すぐに病気だと判断することはできません。
汗の量には個人差が非常に大きく、体質的な要因がほとんどです。
例えば、日頃から運動をしていて汗腺の機能が鍛えられている人は、効率よく体温を下げるために汗をかきやすい体になっています。
また、体格が良く筋肉量が多い人も、基礎代謝が高いため熱を生み出しやすく、汗の量が多くなる傾向があります。
ただし、ここ最近になって急に汗の量が増えた、運動をしていない時も汗が止まらない、動悸や体重減少といった他の症状もある、という場合は注意が必要です。
甲状腺機能亢進症などの病気の可能性も考えられるため、心配であれば一度内科や皮膚科を受診してみるとよいでしょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
日本皮膚科学会.“原発性局所多汗症診療ガイドライン 2023 年改訂版”..https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/takansho2023.pdf,(参照 2025-06-20).
Shiri Nawrocki et al.“The etiology, diagnosis, and management of hyperhidrosis: A comprehensive review: Etiology and clinical work-up”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30710604/,(参照 2025-06-20).
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