大腿骨転子部骨折の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
反対側の脚も骨折する危険性があるため、骨粗しょう症の治療や転倒予防を続けることが大切です。
反対側の脚の骨折を予防するためにも、骨粗しょう症の治療や転倒予防を続けることが大切です。
片方の脚でこの骨折を起こした方は、将来的に反対側の脚も同じように骨折してしまう危険性が高いことがわかっています。そのため、退院後の日常生活では「次の骨折を防ぐための対策(二次骨折予防)」にしっかりと取り組むことが非常に重要です。
具体的には、次のようなことに気をつける必要があります。
- 骨粗しょう症の治療:骨折を起こした時点で骨粗しょう症の治療を始め、その後、継続することが強く推奨されます。薬によって骨を強くし、次の骨折を防ぎます。
- 転倒の予防:手すりを設置し段差をなくすなど、家の中で転ばないような工夫や、リハビリを通じた運動療法を続けることが必要です。
- 栄養管理:バランスのよい食事をとり、骨や筋肉の健康を保ちます。
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(参考文献)
日本整形外科学会診療ガイドライン委員会 大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン策定委員会. 大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン2021(改訂第3版). 南江堂. 2021
日本整形外科学会.“大腿骨近位部骨折”.整形外科シリーズ.https://www.joa.or.jp/public/pdf/joa_028.pdf,(参照 2026-07-02).
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会ほか.“骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2025年版”.日本骨粗鬆症学会.http://www.josteo.com/data/publications/guideline/2025_01.pdf,(参照 2026-07-02).
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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