カウザルギーは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
炎症を抑える薬や神経の痛みに効く薬などが使われます。眠気などの副作用が出ることがあります。
カウザルギー(CRPSタイプII)に対して決まった特効薬があるわけではありません。このため、症状に合わせていくつかの薬が組み合わせて使用されることがあります。
以下がよく使われている主な薬です。
【薬の種類】
抗炎症薬(NSAIDs、ステロイド薬):
初期の腫れや熱感がある時期に使われることがあります。
神経障害性疼痛治療薬
プレガバリンや三環系抗うつ薬など、神経の痛みを和らげる薬が使われることがあります。
骨粗鬆症治療薬(ビスホスホネート製剤)
この病気によって骨が弱くなる場合に使われることがあります。
ノイロトロピン
副作用の心配がほとんどなく用いることのできる薬です。患者さんによっては、とても良い効果がみられる場合もあります。
【副作用について】
中枢神経系の副作用
ガバペンチンなどの薬では、眠気やふらつきが出ることがあるため注意が必要です。
腎臓や肝臓の障害
どの薬を用いた場合でも、腎臓や肝臓に障害を生じることがあります。どちらの臓器に負担がかかりやすいかは、薬によって異なります。特に抗炎症薬では腎臓の障害を生じることが多いため、腎臓機能障害がもともとある方は注意が必要です。
薬の効果には個人差があります。良い効果がみられない場合は、漫然と続けずに医師と相談して薬の変更や中止を検討しましょう。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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