手根管症候群を自分で治す方法はありますか?
手の安静や自分で行うストレッチによって症状が緩和する可能性があります。
軽度の手根管症候群の症状であれば、下記のような対処法である程度の症状の改善が見込まれます。
しかし、神経の圧迫が強い場合や麻痺が進行している場合には、自然の回復が見込めない場合も多く、適切な治療のタイミングを逃す危険性もあります。
まずは整形外科で早めに相談し、適切な診断をしてもらうことが重要です。
手根管症候群に対して自分でできる範囲での対処法は以下のとおりです。
負荷の軽減・安静
例えば手作業などをしている時に痛みや痺れが出る場合は、作業の量を減らすことで痛みや痺れを防ぎます。
装具の使用
夜間や作業中に痛みや痺れが出る場合、手首を固定する装具を使用することで痛みが緩和する場合があります。
ストレッチ
手根管症候群では手首の周りのストレッチやマッサージが有効です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
Aditya Joshi et al. Carpal Tunnel Syndrome: Pathophysiology and Comprehensive Guidelines for Clinical Evaluation and Treatment. Cureus. 2022, 14.
Shem, Kazuko et al. “Effective self-stretching of carpal ligament for the treatment of carpal tunnel syndrome: A double-blinded randomized controlled study.” Journal of hand therapy : official journal of the American Society of Hand Therapists vol. 33,3 (2020), p.272-280.
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