手根管症候群
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手根管はどこにありますか?また、どのような構造をしていますか?
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
手根管は手のひらから手首に存在し、トンネル状の構造をしています。
解説
「手根骨」という手のひらの骨と、靭帯に囲まれた部分を「手根管」と呼び、その中を正中神経と9本の腱が通っています。この部分で正中神経が圧迫されることで、痛みやしびれの症状が出現します。
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(参考文献)
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手根管症候群とはどのような病気ですか?
手首から手のひらの真ん中にかけて走っている正中神経が圧迫されることで、手の指に痛みやしびれが生じる病気です。
どのような人が手根管症候群になりやすいですか? 原因は何ですか?
妊娠~出産期、または更年期の女性がなりやすい病気です。スポーツなどで反復して手首を曲げ伸ばしする人もなりやすいです。
手根管症候群を放置するとどうなりますか?
親指の付け根の筋肉が痩せ細っていき、物をつまんだり細かい作業をしたりしにくくなります。
手根管症候群ではどのような症状が見られますか?
親指から薬指にかけて、しびれや痛みを生じます。小指には症状が出ません。
手根管症候群の初期症状としてどのようなものが見られますか?
初期には人差し指や中指にしびれや痛みを感じ、最終的には親指や薬指まで症状の範囲が広がります。
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