手根管症候群
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手根管症候群を放置するとどうなりますか?
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
回答
親指の付け根の筋肉が痩せ細っていき、物をつまんだり細かい作業をしたりしにくくなります。
解説
親指の付け根には母指球筋という、親指で物をつまむときに使う筋肉があります。
手根管症候群を放置すると、
- 母指球筋が痩せて萎縮して物をつまみにくくなる
- 親指と人差し指をくっつけるOKサインができなくなる
- 縫物やボタンをかけるなどの細かい作業ができなくなる
などの症状が進行していきます。
一度弱くなってしまった筋肉はなかなか力が回復しないため、治療をしても物をつまみにくいままのことが多いです。
(参考文献)
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