単純性血管腫(毛細血管奇形)の場合、主にどのような治療をしますか?
主な治療はパルス色素レーザーを用いたレーザー治療で、早期に開始するほど高い効果が期待できます。
【レーザー治療】
現在、最も一般的で標準的な治療法はパルス色素レーザーによる照射です。これは皮膚の表面を傷つけずに、あざの原因である広がった毛細血管のみを狙ってダメージを与え、あざを薄くするものです。
- 数回の照射を繰り返すことで、多くの症例で色調の改善が認められます。
- 顔や首のあざは、体幹や手足に比べて効果が出やすい傾向があります。
【治療のタイミング】
年齢に関わらず治療は可能ですが、できるだけ早期(1歳未満など)から開始した方が効果が高いという報告があります。これは、子供は大人よりも皮膚が薄いため、レーザーの光が血管まで届きやすいからです。
【その他の治療法】
レーザー治療で十分な効果が得られない場合や、年齢を重ねてあざが厚く盛り上がってしまった場合には、以下のような方法を検討することもあります。
外科手術
あざの部分を切り取って縫い合わせる「切除術」が行われることがあります。
別のレーザー
盛り上がった病変には、より深いところまで届くヤグレーザーなどが併用されることがあります。
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(参考文献)
日本形成外科学会.“血管腫・血管奇形(赤あざ)”..https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/hifu/kekkanshu.html,(参照 2026-01-15).
.“毛細血管奇形(単純性血管腫)”..https://cure-vas.jp/list/capillary-malformation/,(参照 2026-01-15).
.“血管腫・脈管奇形・血管奇形・リンパ管奇形・リンパ管腫症診療ガイドライン 2022”..https://issvaa.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/80d9663d18f8cc93de83f4971e260d1c.pdf,(参照 2026-01-15).
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最終更新日:
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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