間質性肺炎の治療はいつまで続きますか?
間質性肺炎の病型によりさまざまです。薬が効く場合もあれば、改善しても再燃したり、治療の有無にかかわらず悪化したりする場合もあります。
間質性肺炎は、治療効果に着目すると、以下のように分けられます。
①治療で改善が期待できるもの
②治療で改善が期待できても、その後再び悪化する可能性があるもの
③病気は持続するが安定しているもの
④進行性で、完全な改善は見込めないが安定化できる可能性があるもの
⑤進行性で、治療しても改善を見込めないもの
このうち①は、個々の状況や進行する勢いにもよりますが、治療による改善が確認できるまで、3~6ヶ月の通院が必要です。
②の場合はこまめに通院し、改善後も長期間にわたる通院が勧められます。
③~⑤は完治が期待できない状態で、基本的に長期的な通院治療が必要になります。
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最終更新日:
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
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