アキレス腱炎に効くストレッチはありますか?
アキレス腱のストレッチでは、膝を伸ばして行う場合と、膝を曲げながら行う場合があります。
アキレス腱は、腓腹筋とヒラメ筋というふくらはぎの筋肉が、踵(かかと)の骨につながる部位にある腱です。これらの筋肉の柔軟性が低くなると、アキレス腱にかかる負担が大きくなると考えられています。
この病気では、アキレス腱やそのまわりの構造物が炎症により癒着してしまい、動きが悪くなることが痛みや動かしにくさの原因となります。このため、アキレス腱のストレッチが治療に有効とも考えられています。
アキレス腱のストレッチには、以下のような2種類があります。
- 膝を伸ばして行う場合
- 膝を曲げるように体重をかけてストレッチをする場合
それぞれ伸ばされる筋肉や腱が異なるため、両方とも取り入れることが重要です。それぞれ20秒ほどかけてゆっくりと伸ばし、3セットずつ1日2~3回行うようにしてみましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
菅澤威仁. アキレス腱周囲炎に対する下腿三頭筋セルフストレッチの有効性, 理療 2012: 40(3): 66-69.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
アキレス腱炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。