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巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)
同義語
側頭動脈炎、ホートン病
「巨細胞性動脈炎」とは、主に頭や首の大型〜中型の動脈に慢性的な炎症が起こる病気です。側頭動脈にしばしば炎症が起こることから、かつては「側頭動脈炎」と言われていました。原因不明の病気で、免疫の異常が発症に関わる自己免疫疾患の1つであると考えられています。主な診療科はリウマチ科・膠原病内科です。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
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症状について
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)の原因は何がありますか?
原因不明の病気ですが、ステロイドによる治療が効果的であるため、免疫の異常が発症に関わると考えられています。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)ではどのような症状がありますか?
全身の炎症による発熱・体重減少・倦怠感や、血管が詰まることによる頭痛・視力低下・視野障害・あごの痛みなどがあります。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)には初期症状はありますか?
頭痛や発熱・視力低下・視野障害が初期症状として認められることが多いです。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)は、何歳くらいで発症しますか?
病気の原因は不明で、主にに50歳以上で発症し、60~70歳代に最も多いとされています。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)の発症率はどのくらいですか?
欧州では50歳以上の大人の場合、毎年100万人あたり32〜290人の発症があるとされています。
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(参考文献)
MEDIC MEDIA . イヤーノート2024内科・外科. MEDIC MEDIA . 2024C Nordborg, et al. APMIS. 2000, 108(11), 713-724.日本循環器学会他.“血管炎症候群の診療ガイドライン(2017年改訂版)”.日本循環器学会.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2017_isobe_h.pdf,(参照 2024-06-28).難病情報センター.“巨細胞性動脈炎(指定難病41)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/3929,(参照 2024-06-28).シオノギファーマ.“プレドニン錠5mg”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2456001F1310_4_04/,(参照 2024-06-28).塩野義製薬.“注射用エンドキサン100mg/500mg”.日本医薬情報センター.https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00047776.pdf,(参照 2024-06-28).難病情報センター.“巨細胞性動脈炎(指定難病41)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/3928,(参照 2024-06-28).
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