巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)
「巨細胞性動脈炎」とは、主に頭や首の大型〜中型の動脈に慢性的な炎症が起こる病気です。側頭動脈にしばしば炎症が起こることから、かつては「側頭動脈炎」と言われていました。原因不明の病気で、免疫の異常が発症に関わる自己免疫疾患の1つであると考えられています。主な診療科はリウマチ科・膠原病内科です。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
病気について
頭や首の大型〜中型の動脈に慢性的な炎症を起こす病気で、しばしば側頭動脈に炎症を起こします。
巨細胞性動脈炎は、膠原病に分類される病気です。
若い人でもゼロではありませんが、巨細胞性動脈炎はかなりまれです。
治療で多くは落ち着きますが、再発や視力・大動脈合併症に注意が必要です。
側頭動脈は、耳の前からこめかみを上に走る血管です。
こめかみの血管の腫れや圧痛として出ることがあります。
放置すると、失明、脳梗塞、大動脈瘤などの重い合併症が起こります。
血管の壁が炎症で腫れて厚くなり、こめかみで目立つためです。
血管が浮くだけでは巨細胞性動脈炎とは限りません。
治療されれば、余命は一般人口と大きく変わらないことが多いです。
症状について
原因不明の病気ですが、ステロイドによる治療が効果的であるため、免疫の異常が発症に関わると考えられています。
全身の炎症による発熱・体重減少・倦怠感や、血管が詰まることによる頭痛・視力低下・視野障害・あごの痛みなどがあります。
頭痛や発熱・視力低下・視野障害が初期症状として認められることが多いです。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
病気の原因は不明で、主にに50歳以上で発症し、60~70歳代に最も多いとされています。
欧州では50歳以上の大人の場合、毎年100万人あたり32〜290人の発症があるとされています。
進行すると、失明、脳梗塞、大動脈瘤などが問題になります。
治療について
受診について
検査について
診断について
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