巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)は膠原病ですか?
巨細胞性動脈炎は、膠原病に分類される病気です。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)
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「巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)」とはどのような病気ですか?
頭や首の大型〜中型の動脈に慢性的な炎症を起こす病気で、しばしば側頭動脈に炎症を起こします。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)の原因は何がありますか?
原因不明の病気ですが、ステロイドによる治療が効果的であるため、免疫の異常が発症に関わると考えられています。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)ではどのような症状がありますか?
全身の炎症による発熱・体重減少・倦怠感や、血管が詰まることによる頭痛・視力低下・視野障害・あごの痛みなどがあります。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)には初期症状はありますか?
頭痛や発熱・視力低下・視野障害が初期症状として認められることが多いです。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)の場合、主にどのような治療をしますか?
主にステロイドの飲み薬で治療します。ステロイドが効かない場合や症状が再燃した場合には、生物学的製剤や免疫抑制薬を併用して治療します。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
リウマチ科や膠原病内科を受診しましょう。複視が生じた場合には早急に医療機関を受診してください。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)は、何歳くらいで発症しますか?
病気の原因は不明で、主にに50歳以上で発症し、60~70歳代に最も多いとされています。
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)の検査方法は何ですか?
慢性炎症を起こした動脈の一部を採って、顕微鏡で血管を観察し、巨細胞と血管の炎症を検査します。
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