上腕骨骨折

上腕骨に骨折を起こした状態です。肩や肘の機能障害につながる場合があり、手術を要することもあります。

頻度の高い原因は転倒です。腕を伸ばして手をついたり、腕そのものを直接ぶつけて骨折を起こします。

上腕骨は肩と肘をつなぐ骨です。このため、肩の機能にも肘の機能にも関係する骨です。

上腕骨の肩に近い部分で起こった骨折です。骨粗鬆症の方に多く、手術が必要になる場合があります。

主な症状は痛みや動かしにくさです。腫れや内出血もよくみられます。

骨腫瘍や骨髄炎などを除き、一般的に骨折する前には特別な症状はありません。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

骨折の形状や症状によっては、手術が必要になる場合もある骨折です。

骨折が安定するまで動かしすぎないように注意が必要です。どの程度動かして良いか、医師に確認しましょう。

骨折部の安定性を確認しながら、時期に合わせた各種リハビリを行います。

薬局で三角巾を手に入れて使用することで、痛みを緩和できる場合があります。

骨折の重傷度やもともとの運動能力によって変化します。2～4か月は必要となる場合が多いです。

整形外科を受診しましょう。

ケガが原因で、腕の強い痛みや動かしにくさなどがみられる場合は病院を受診しましょう。