血小板はどのくらいの数値から治療が必要になりますか?
治療が必要になる場合は、現れている症状や基礎疾患などで個人差があるため、一概には言えません。
血小板の正常値は15~35万/µL程度とされていますが、上限値は施設や検査法によって異なる場合があるため35~45万/µLの範囲と考えられています。
治療が必要になるかどうかは、現れている症状や基礎疾患などにより個人差があるため、一概には言えません。
血小板が減少する「血小板減少症」、血小板が増加する「血小板増加症」と診断された場合、必要に応じて治療が行われます。
血小板が少ない場合、治療が必要とされるのは一般的に5万/µL以下となった場合です。
5万/µLを下回ると、打ち身によるあざや歯茎からの出血、鼻血、生理の出血が止まりにくい、といった症状が起こりやすく、1万/µL以下となった場合は脳出血のリスクが高くなります。
血小板が多い場合、60万/µL以上で病的な増加と考えられ、血栓症や出血が止まらないといったリスクがあります。
どちらの場合も原因を特定し、適切な対処が必要です。血小板の数値の異常を指摘された場合、医療機関を受診しましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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