血小板はどのくらいの数値から治療が必要になりますか?

治療が必要になる場合は、現れている症状や基礎疾患などで個人差があるため、一概には言えません。

解説

血小板の正常値は15~35万/µL程度とされていますが、上限値は施設や検査法によって異なる場合があるため35~45万/µLの範囲と考えられています。

治療が必要になるかどうかは、現れている症状や基礎疾患などにより個人差があるため、一概には言えません。

血小板が減少する「血小板減少症」、血小板が増加する「血小板増加症」と診断された場合、必要に応じて治療が行われます。

血小板が少ない場合、治療が必要とされるのは一般的に5万/µL以下となった場合です。

5万/µLを下回ると、打ち身によるあざや歯茎からの出血、鼻血、生理の出血が止まりにくい、といった症状が起こりやすく、1万/µL以下となった場合は脳出血のリスクが高くなります。

血小板が多い場合、60万/µL以上で病的な増加と考えられ、血栓症や出血が止まらないといったリスクがあります。

どちらの場合も原因を特定し、適切な対処が必要です。血小板の数値の異常を指摘された場合、医療機関を受診しましょう。

公開日

最終更新日

おだかクリニック 循環器内科 副院長

小鷹 悠二 監修

関連する質問
肺機能検査で何がわかりますか?

肺がどれだけ空気を吸い込んだり吐き出したりできるか、勢いよく息を吐き出せるか、などを調べられます。

肺機能検査の1秒率の基準値はどのくらいですか?

70%以上であれば基準範囲とされます。

肺機能検査のスパイロメーターの結果について、見方を教えてください。

スパイロメーターで検査して得られた肺活量や1秒量といった結果を評価します。

肺機能検査がうまくできないのはなぜですか?

息の吸い方や吐き方が上手くいっていないなど、いくつかの理由が考えられます。

肺機能検査で、肺活量が少ないとどうなりますか?

肺が十分に膨らまなくなっている可能性があります。

肺機能検査の基準値はどのくらいですか?

%肺活量は80%以上、1秒率は70%以上です。

肺機能検査で、肺活量の基準値はどのくらいですか?

%肺活量が80%以上であれば基準範囲とされます。

肺機能検査の異常を指摘された場合、何科を受診したらよいですか?

呼吸器内科を受診しましょう。

肺機能検査の異常を指摘された場合、放置するとどうなりますか?

放置すると重大な健康リスクにつながる可能性があります。

肺機能検査はどのくらいの数値から治療が必要になりますか?

肺機能検査での数値のみでは治療の有無は判断されず、他の結果も併せて総合的に判断されます。

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(参考文献)

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