非小細胞肺癌のステージⅣでEGFRやALKが陰性と言われました。デュルバルマブ(イミフィンジⓇ)の治療効果が出るまでの期間はどれくらいですか?
このお薬で効果が見られるまでの期間(中央値)は3.6ヶ月であったとの報告があります。
非小細胞肺癌の患者さんを対象としたデュルバルマブ(イミフィンジⓇ)の臨床試験では、治療を開始してから腫瘍が小さくなるなどの効果が確認されるまでの期間(これを「奏効までの期間」と呼びます)の中央値が報告されています。 この試験では、効果が現れた11人での奏効までの期間の中央値は、3.6ヶ月(96%信頼区間:2.8~5.7ヶ月)であったと報告されています。
なお、この試験は、以前に他の抗がん剤を受けたあとに病状が進行した、扁平上皮非小細胞肺癌の患者さんを対象に行われました。ステージがIIIB/IVまたは再発・進行性の方が対象であり、EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子がある患者さんは、この試験の対象から除外されていました。
ただし、治療効果が現れるまでの期間には個人差がありますので、ご自身の状況については主治医にご確認ください。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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