タモキシフェンクエン酸塩（ノルバデックスⓇ）では、どのような副作用がみられますか？

タモキシフェンクエン酸塩（ノルバデックスⓇ）の主な副作用は吐き気や嘔吐などの消化器症状で、重い副作用には血液や視力、子宮などの異常があります。

【重大な副作用】

・無顆粒球症（体を守る白血球が極端に少なくなる病気）、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少（いずれも頻度不明）

高熱、のどの痛み、頭痛、鼻や歯茎からの出血などの症状がみられます。

・視力異常（0.4%）、視覚障害（頻度不明）

視力低下、目のかすみ、視野の異常などの症状がみられます。

・血栓塞栓症、静脈炎（いずれも頻度不明）

嘔吐、激しい頭痛や胸痛、腹痛、足の腫れや痛みなどの症状がみられます。

・劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞、肝不全（いずれも頻度不明）

意識低下、皮膚や白目が黄色くなる、便に血が混じるなどの症状がみられます。

・高カルシウム血症（頻度不明）

喉が渇く、意識の低下などの症状がみられます。

・子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症（いずれも頻度不明）

月経異常、月経痛、貧血などの症状がみられます。

・間質性肺炎（頻度不明）

咳、息苦しさ、発熱などの症状がみられます。

・アナフィラキシー、血管浮腫（いずれも頻度不明）

全身や喉のかゆみ、じんましん、瞼や顔が腫れるなどの症状がみられます。

・皮膚粘膜眼症候群（Stevens-Johnson症候群）（頻度不明）

発熱、目や口のただれ、皮膚症状などがみられます。

・水疱性類天疱瘡（頻度不明）

全身の皮膚に水ぶくれが多数できるなどの症状がみられます。

・膵炎（頻度不明）

激しい腹痛や背中の痛み、嘔吐、皮膚が黄色くなるなどの症状がみられます。

【その他報告されている副作用（頻度：5%以上のもの）】

・悪心・嘔吐