腰部脊柱管狭窄症の手術を避けたいが、左足の症状が悪化しています。対処法を教えてください。
70代・女性のご相談
腰部脊柱管狭窄症と診断され、腰の痛みが続いています。現在、特に治療中の病気はなく、アレルギーもありません。整形外科では手術を勧められましたが、できれば避けたいと考えています。そのため、整体に通ったり、自力整体を行いながら様子を見ています。身体をほぐしたり深呼吸をすることで多少の効果を感じていますが、間欠跛行は改善されていません。
最近、痛みのある左足のむくみが顕著になり、左足首の内側に静脈瘤が現れました。さらに、膝や足首に痛みを感じ、急に歩きにくくなっています。特に左足に体重をかけることが難しい状態です。
このような状況で、どのように対処すれば良いのか、アドバイスをいただけると助かります。
ご相談いただきありがとうございます。長い間、腰や足の痛み、そして左足のむくみでお困りとのこと、本当に大変ですね。手術を勧められているけれど、できれば避けたいというお気持ちもよくわかります。
少しでも楽になる方法を探していきましょう。まず、腰の痛みや足のしびれは、脊柱管狭窄症という病気が原因かもしれません。これは、背骨の中の神経が圧迫されて起こるものです。手術で改善することもありますが、体への負担が大きいので、慎重に考えたいですね。
手術以外にも、薬を使った治療やリハビリが選択肢としてあります。お薬で痛みを和らげたり、腰に優しい運動を取り入れたりすることで、症状が改善することもあります。これらの方法を試してみて、もし症状が悪化するようなら、手術も検討してみるのも一つの方法です。
また、左足のむくみや静脈瘤についても、専門の先生に診てもらうと安心です。腰の問題と関係があるかもしれませんが、別の原因があることも考えられます。診察を受けて、適切な対処法を見つけましょう。
【次のステップ】
1. 整形外科での相談
- 現在の症状を詳しく医師に伝え、診察を受けましょう。
- 腰痛に対する薬やリハビリについて相談してみてください。
- 手術についても、体に負担の少ない方法があるか確認してみましょう。
2. 血管外科の受診
- 左足のむくみと静脈瘤について診察を受けましょう。
- 必要に応じて、詳しい検査を行うことで、より正確な診断が得られます。
3. 日常生活での注意点
- 腰への負担を減らすために、重いものを持たないようにしましょう。
- 長時間同じ姿勢でいることを避け、適度に体を動かしましょう。
- ウォーキングや水泳など、腰に優しい運動を取り入れてみてください。
【まとめ】
現在の症状は、静脈瘤の悪化と脊柱管狭窄症が関係しているかもしれません。まずは血管外科で静脈瘤について相談し、整形外科で腰痛の治療法を見つけていきましょう。日常生活でも、腰への負担を減らす工夫を心がけてください。
お近くの病院は、こちらから検索できますので、ご活用ください。どうぞお大事になさってくださいね。
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