レビー小体型認知症の可能性と治療について教えてください。
70代・男性のご相談
レビー小体型認知症についてのご相談ですね。この病気は、物忘れや認知機能の低下に加えて、パーキンソン病のような症状や幻覚が見られることがあります。
ただし、これらの症状は人によって異なります。今のところ、物忘れと時々みられる睡眠時の異常行動(レム睡眠行動障害)が主な症状で、他の症状は見られないとのことですね。
ドネペジルという薬は、認知症の進行をゆっくりにするために使われており、レビー小体型認知症にも効果があるとされています。
レビー小体型認知症の診断は、症状の経過や医師の診察、場合によっては画像検査などを総合的に考えて行われます。もし今の診断に不安がある場合は、他の医師の意見を聞くことも一つの方法です。専門の医師に相談することで、より詳しい評価を受けられるかもしれません。
物忘れが続いているとのことですが、日常生活に大きな支障がないようであれば、進行はゆっくりかもしれません。ただし、今後の変化に注意し、定期的に医師の診察を受けることが大切です。
ご自身でできることとしては、メモを取る習慣をつけたり、規則正しい生活を心がけることが役立ちます。また、脳を活性化させるために、趣味を楽しんだり軽い運動を続けることも良いでしょう。
【まとめ】
レビー小体型認知症の診断には、症状の経過や医師の診察が重要です。診断に不安がある場合は、専門の医師に相談することをお勧めします。物忘れが続いていても、日常生活に支障がない限り進行はゆっくりかもしれませんが、定期的な診察が大切です。日常生活での記憶サポートや規則正しい生活を心がけましょう。お近くの医療機関を探す際には、インターネットでの検索もご活用ください。
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