左股関節痛、市販薬での対処法について教えてください。
60代・男性のご相談
左股関節の痛みが気になっています。現在、心臓や腎臓の病気で治療を受けており、不整脈や慢性腎臓病のために人工透析を行っています。右脚に障がいがあり、左脚だけで歩行しているため、左股関節の負担が大きい状況です。医師からは、左股関節の軟骨が2ミリほどに減っていると診断され、テープ型の痛み止めと飲む痛み止めを処方されています。ただ、飲み薬は使っていません。
市販薬でこの症状を和らげることができるのか、医師に確認したいと思っています。特に、現在の治療に影響を与えない方法を探しています。どのように対処すれば良いのか、アドバイスをいただけると助かります。
左の股関節が痛くて、日常生活にも影響が出ているとのこと、本当に心配ですね。右脚に障がいがあり、左脚だけで歩いているため、左の股関節に負担がかかっているのが痛みの原因かもしれません。
今はテープ型の痛み止めと飲む痛み止めを処方されていますが、飲み薬は使っていないとのことですね。もし痛みが強いときは、飲み薬も試してみるのも一つの方法です。
市販薬でこの症状を和らげることができるのか、とのご質問については、市販薬だけでは根本的な解決にはならないことが多いです。市販薬は一時的に痛みを和らげるためのもので、軟骨のすり減りを改善する効果はありません。
また、人工透析を受けている方は腎臓の機能が低下しているため、市販薬を使う際には注意が必要です。市販薬の中には腎臓に負担をかける成分が含まれていることもあるので、服用する前に必ず医師や薬剤師に相談してくださいね。
【次のステップ】
1. 整形外科の再受診
- 今の痛みの状況や薬の効果について、整形外科の先生にもう一度相談してみましょう。
- 痛みが強い場合は、もっと効果のある鎮痛剤や湿布が必要になることもあります。
- リハビリを行うことで、股関節周りの筋肉を強くして、関節への負担を減らすことも大切です。股関節の軟骨がすり減ると関節が硬くなりやすいので、リハビリはその予防にも役立ちます。
2. 日常生活での工夫
- 股関節への負担を減らすために、杖や歩行器を使ったり、無理のない範囲で運動を心がけましょう。
- 体重管理も大切です。体重が増えると股関節にかかる負担が大きくなるので、適正体重を維持するようにしましょう。
【まとめ】
左の股関節の痛みは、軟骨のすり減りが原因と考えられます。市販薬だけでは根本的な解決は難しいので、整形外科を再度受診し、先生と相談しながら適切な治療法を見つけていきましょう。どうぞお大事にしてくださいね。
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