悪性高血圧の症状は?悪性高血圧と症状の関連性をAIで無料でチェック

監修医師白石 達也東日本橋内科クリニック 内科

更新日
2026/10/27
公開日
2020/09/03

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高血圧緊急症とは

高血圧緊急症とも呼ばれ、ただ血圧が高いことを指しているわけではありません。血圧の上昇によって脳・心臓・腎臓・大動脈などに障害が起こす可能性があります。すぐに治療しないと、命に関わることもあります。危険なサインとして、頭痛・吐き気・意識状態の異常などがあります。

もっと詳しく「高血圧緊急症」を知る

高血圧緊急症の治療・対処法

悪性高血圧への対処法は?

もともと血圧を下げる薬を常用していて飲み忘れたような場合には、内服を検討してください。歯科治療など、極度の緊張で収縮期血圧が200mmHgを超えることもあります。特に決まりはありませんが、収縮期血圧が160mmHgを下回らないような場合には医療機関を受診してください。その際に具合が悪ければ、すぐに救急要請をしてください。

もっと詳しく「高血圧緊急症」を知る

受診の目安・何科を受診するべきか

高血圧緊急症ではどのような症状がありますか?

血圧の急激な上昇により、脳や心臓、大動脈など大切な臓器に、命に関わる急な重い症状が出ます。

血圧の急激な上昇により、脳や心臓、大動脈など大切な臓器に、命に関わる急な重い症状が出ます。

高血圧緊急症では、次のような症状が現れます。

脳の異常

  • 激しい頭痛、気持ちが悪くなったり吐いたりすること
  • 目が見えにくくなる
  • ひきつけや、意識の障害
  • 手足に力が入らない、動かしにくい

心臓の異常

大動脈の異常

  • 胸や背中が引き裂かれるような突然の激しい痛み

腎臓の異常

  • 腎臓の働きが急に悪くなり、おしっこの量が極端に少なくなる

これらの症状が出た場合は、一刻を争う事態であり、すぐに病院で治療を受ける必要があります。

さらに詳しく:高血圧緊急症ではどのような症状がありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症のセルフチェックはできますか?

激しい頭痛や胸の痛みなど、血圧が高いときに急な症状がないか確認しましょう。

激しい頭痛や胸の痛みなど、血圧が高いときに急な症状がないか確認しましょう。

高血圧緊急症を自分でチェックする際は、血圧の数値だけでなく、次に挙げるような突然現れた重い症状がないかを確認することが非常に重要です。

  • 激しい痛み:胸や背中が引き裂かれるような突然の激痛
  • 脳や意識の異常:激しい頭痛、吐き気や嘔吐、けいれん、意識がぼんやりする、手足の麻痺や脱力
  • 呼吸の異常:急に息苦しくなる
  • その他:おしっこの量が急に少なくなる

もし血圧が非常に高く、このような症状が少しでも現れた場合は、一刻を争う事態であるため、様子を見ずに、すぐに救急車を呼んで医療機関を受診する必要があります。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、高血圧緊急症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

さらに詳しく:高血圧緊急症のセルフチェックはできますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症には初期症状はありますか?

激しい頭痛や胸の痛み、急な息切れなど、大切な臓器に障害が起こったサインとなる症状が出ます。

激しい頭痛や胸の痛み、突然の息切れや呼吸困難などの症状が出ることがあります。

高血圧緊急症になると、臓器の障害によって次のような急に現れる重い症状が出ます。これらの症状は、すぐに治療が必要であることを示しています。

現れる可能性のある主な症状は、以下の通りです。

  • 突然の激しい痛み:胸や背中が引き裂かれるような強い痛み
  • 脳の異常による症状:
    • 激しい頭痛、気持ちの悪さ(吐き気や嘔吐)、意識がぼんやりする、けいれん
    • 手足の力が入らない(麻痺)、感覚がおかしくなる、うまく話せない
  • 呼吸や心臓の症状:
  • その他:頭痛や動悸、異常な発汗がみられる場合もあります
さらに詳しく:高血圧緊急症には初期症状はありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

薬の効きが悪い原因を調べ、複数の降圧薬を調整します。

薬の効きが悪い原因を調べ、複数の降圧薬を調整します。高血圧緊急症と診断された場合、脳や心臓など大切な臓器に急激な障害が起こり、命に関わるため、原則として入院し、注射薬を使って迅速に血圧を下げます。

もし点滴などの薬物治療にもかかわらず、血圧が目標値まで下がりにくい場合、それは「治療抵抗性高血圧」という、対応が難しい状態である可能性があります。この場合、治療が効きにくい原因を徹底的に調べ、対策をとることが非常に重要です。

薬が効かない主な原因

  • 体の水分が多すぎる:塩分の摂りすぎや腎臓の働きが悪くなることで、体内に水分が溜まりすぎている可能性があります。
  • 薬の選択や使い方が不適切:使っている血圧を下げる薬の種類や、複数の薬の組み合わせが最適でない場合があります。
  • 服薬に関する問題:患者さんが医師の指示通りに薬を飲んでいない。
  • 隠れた病気:血圧を上げる原因となる別の病気(二次性高血圧、例えばホルモン異常など)が隠れている可能性があります。
さらに詳しく:高血圧緊急症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

入院し、注射薬で血圧を下げる薬を使い、血圧をコントロールして臓器を守ります。

入院し、注射薬で血圧を下げる薬を使い、血圧をコントロールして臓器を守ります。

高血圧緊急症は、命に関わる危険な状態なので、すぐに入院して治療を開始するのが原則です。治療の中心は、注射薬であり、素早く調整できるため、急いで血圧を下げつつも、下げすぎないようコントロールするのに適しています。

主に用いられる注射薬には、次のような種類があります。

  • カルシウム(Ca)拮抗薬(ニカルジピン、ジルチアゼムなど)
  • ニトログリセリン注射薬(急性心筋梗塞など、胸の痛みが強い場合)
  • ヒドララジン注射薬(速効性があるため)

治療で注意すべきこと

血圧を急激に下げすぎると、脳や心臓、腎臓といった大切な臓器に血液が十分に届かなくなり、臓器に新たな重いダメージを引き起こす危険があります。そのため、医師は血圧を必要以上に急いで下げないよう、慎重に薬の量を調整します。

薬による副作用としては、血圧の下がりすぎや頭痛や動悸、頻脈、浮腫などが起こる場合があります。

さらに詳しく:高血圧緊急症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

入院治療後も血圧の厳重な管理が重要であり、禁煙、塩分制限、激しい運動や急激な温度変化を避けることが大切です。

入院治療後も血圧の厳重な管理が重要であり、禁煙、塩分制限、激しい運動や急激な温度変化を避けることが大切です。

高血圧緊急症は、命に関わる急な臓器の障害を伴うため、まず病院に入院して治療を受けることが原則です。

症状が落ち着いて退院したあとや、症状が安定したあとも、血圧を適正な目標値で維持し続けることが、病気の再発や進行を防ぐために最も大切になります。

日常生活では、次のような点に注意しましょう。

  • 血圧を毎日測る:自宅で毎日血圧を測定し、かかりつけ医によく相談しましょう。
  • 生活習慣を改善する
    • 禁煙:たばこは血管の病気の重大な危険因子なので、必ずやめましょう。
    • 塩分制限:暴飲暴食を避け、塩分の摂りすぎは血圧を上げるため、1日6g未満に抑えることが大事です。
  • 急な血圧上昇を防ぐ
    • 温度変化を避ける:寒い場所へ急に出ると血管が縮んで血圧が上がるため、冬場の脱衣所や浴室などは暖かくし、熱すぎる湯(40度くらいまで)には入らないように注意します。
    • 無理な運動をしない:胸やお腹に力を入れる動作や、重量挙げのように激しく力む運動は血圧を急上昇させるため避けましょう。運動の許容範囲は必ず医師に相談してください。
    • 便秘を解消する:排便時にいきむことも血圧を上げるため、便秘に注意しましょう。
  • 十分な休養:過労や緊張、精神的なストレスは避け、規則正しい生活を送り、十分な睡眠と休養をとりましょう。
さらに詳しく:高血圧緊急症の場合、日常生活で気をつけることはありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

命に関わる緊急事態なので、迷わず救急車を呼び、専門的病院へ搬送してもらいましょう。

命に関わる緊急事態なので、迷わず救急車を呼び、専門的病院へ搬送してもらいましょう。

高血圧緊急症は、血圧が異常に高くなった結果、脳や心臓、大血管などの大切な臓器に急に重い障害が起こり、命に関わる大変危険な状態です。すぐに治療を始めなければ致命的になるため、一刻を争う事態として対応する必要があります。この病態は、専門知識がない方が自分で判断はできません。

突然の激しい頭痛や意識の異常、強い胸痛や呼吸困難など、非常に強い症状が出現した場合には、救急外来をすぐに受診するか、自分で移動が難しい場合は救急車を呼ぶことが最も重要です。

病院では、症状が出ている臓器によって、次のような専門医による治療が行われます。

  • 心臓や太い血管の障害がある場合:循環器内科や心臓血管外科
  • 腎臓の障害がある場合:腎臓内科
  • 妊娠に関連した病気や、特定のホルモン異常が原因の場合:産科や内分泌内科
さらに詳しく:高血圧緊急症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症の原因は何がありますか?

もともとの高血圧に、降圧薬の中断、ストレス、塩分の摂りすぎなどの急な要因が重なって起こります。

もともとの高血圧に、降圧薬の中断、ストレス、塩分の摂りすぎなどの要因が重なって起こります。

主な原因としては、次のようなものがあります。

  • 薬の服用ミスや中断:血圧を下げる薬を自己判断で飲むのをやめてしまったり、飲み忘れたりすること。
  • ストレスや過労:強いストレスや精神的な緊張、睡眠不足が続いて、血管が縮みやすくなること。
  • 生活習慣の乱れ:塩分の摂りすぎ、喫煙、過度の飲酒、肥満などが重なること。
  • 腎臓の病気やホルモン異常など:血圧を上げる別の病気が未治療で放置されていたり、急に悪化すること。
さらに詳しく:高血圧緊急症の原因は何がありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症とストレスには関係がありますか?

精神的なストレスやパニック発作などによる血圧上昇は、高血圧緊急症に似た状態を引き起こす可能性があります。

精神的なストレスやパニック発作などによる血圧上昇は、高血圧緊急症に似た状態を引き起こす可能性があります。高血圧緊急症は、血圧が非常に高くなることで、脳や心臓などの大切な臓器に急な障害が起こる危険な状態です。

ストレスと血圧は深く関係しており、怒りや不安といった精神的なストレスは、血圧を大きく変動させる原因となることが知られています。ストレスが強すぎる場合、次のような病態を引き起こし、高血圧緊急症に似た症状が現れることがあります。

  • 一過性血圧上昇(褐色細胞腫、パニック障害、過換気)
    • 強い不安や精神的要因により、発作的に血圧が急上昇します。
    • このとき、動悸や頻脈といった症状を伴うことが多いです。

また、高血圧緊急症の治療が効きにくい治療抵抗性高血圧の背景にも、少なからず精神的要因が存在する例が多いという報告もあります。

日常生活で過労や緊張、精神的なストレスが多いと、血圧が上昇しやすくなります。規則正しい生活を送り、十分な休養をとることで、ストレスを避け、血圧の急激な上昇を予防することが大切です。

さらに詳しく:高血圧緊急症とストレスには関係がありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

「高血圧緊急症」とはどのような病気ですか?

血圧が急激に異常に高くなり、脳や心臓など重要な臓器に重い障害が起こる危険な状態です。

高血圧緊急症とは、血圧が急激に異常に高くなり、脳や心臓など重要な臓器に重い障害が起こる危険な状態です。

血圧がとても高くなり(一般的に上の血圧が180mmHg以上、下の血圧が120mmHg以上)、それによって脳や心臓、腎臓、太い血管などの大切な臓器に急に重い障害が起こり、進行する危険な状態です。

この病態は、すぐに治療を始めなければ命に関わるため、迅速な降圧治療が求められます。血圧の異常高値があるだけでなく、臓器に急性の障害が起きていることが重要です。

具体的には、次のような病態が緊急症に含まれます。

さらに詳しく:「高血圧緊急症」とはどのような病気ですか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

高血圧緊急症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

突然の激しい痛みや息苦しさ、意識の異常など、重い症状が現れたら、すぐに救急外来の受診か救急車要請が必要です。

突然の激しい痛みや息苦しさ、意識の異常など、重い症状が現れたら、すぐに救急外来の受診か救急車要請が必要です。

高血圧緊急症は、臓器にダメージが起きている緊急性が高い状態であるため、すぐに医療機関で治療を受ける必要があります。

すぐに病院を受診する目安となる症状

  • 突然の激しい痛み:胸や背中が引き裂かれるような痛み(大動脈解離の可能性)
  • 呼吸の異常:急に息苦しくなる(心不全の可能性)
  • 脳の異常:
    • 激しい頭痛、気持ちが悪くなったり吐いたりすること
    • けいれん、意識がぼんやりする、手足が動かしにくい(麻痺)
さらに詳しく:高血圧緊急症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?監修医師小鷹 悠二おだかクリニック 循環器内科

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高血圧緊急症について、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「悪性高血圧」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
  • めまいがしますか?
  • 以前の心筋梗塞と同じような痛みがしますか?
  • 意識を一時失いましたか?
  • 体のだるさはありますか?

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この記事の監修医師

監修医師 白石 達也

白石 達也 先生

東日本橋内科クリニック 内科・循環器内科

京都大学医学部卒。田附興風会医学研究所北野病院で臨床研修、仁生社江戸川病院で循環器内科医として勤務。Ubie社での勤務を経て、東日本橋内科クリニック院長。

更新日
2026/10/27
公開日
2020/09/03