汗をかきやすい
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/08/08
「汗をかきやすい」がどの病気に関連するかAIでチェックする
汗をかきやすいという症状について「ユビー」でわかること
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「汗をかきやすい」はどんな症状ですか?
汗をかきやすいとは
「汗をかきやすい」に関連する主の病気には、多汗症、異汗性湿疹・汗疱、バセドウ病(Basedow病)などがあります。
「汗をかきやすい」のQ&A
- A.
感染症や甲状腺などの内分泌代謝異常、神経疾患、薬剤や耳下腺の手術や外傷などが挙げられますが、特に原因がない場合もあります。遺伝的な要因がある場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る多汗症は、全身の汗が増える「全身性多汗症」と、体の一部に汗が増える「局所多汗症」に分けられます。
全身性多汗症の原因
以下のものが考えられます。
- 感染症
- 甲状腺などのホルモンの異常
- 神経疾患
- 薬剤
特に原因がない場合もあります。
局所性多汗症の原因
多くの場合は原因となる疾患が認められません。
ただし、手術や外傷の後に汗が出やすくなることなどがあります。 - A.
頭、顔、手、足、脇などの体の一部分や全身に、温度の変化や精神的な負荷などによって大量の汗をかく症状です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る主に汗には以下のような機能があります。
- 体温を調節する機能
- 皮膚表面に適度な湿度をもたらす機能
- 外界の細菌やウイルスから体を守る作用
また、大量の汗をかく原因はさまざまです。
本来汗は体が正常に働くために必要なものですが、多汗症の患者さんは、温度の変化や精神的な負荷、またそれらの原因に関係なく日常生活に支障をきたすほどの異常な量の汗をかきます。
緊張時など精神的な原因によっても発汗することがあります。
主に、全身の汗の量が増える場合と、手足や脇など一部の部位で汗が増える場合の2つのパターンがあります。 - A.
塗り薬や飲み薬、注射、手術など複数の治療法があり、汗をかきやすい部位によって治療法が異なります。一つの治療のみでは十分な汗のコントロールができない場合は、複数の治療を組み合わせることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る多汗症の治療方法については主に以下のようなものが挙げられます。
- 抗コリン作用を持つ塗り薬
- 抗コリン作用を持つ飲み薬
- 塩化アルミニウム製剤
- イオンフォトレーシス(手足を水道水に浸し、電流を流す治療)
- ボツリヌス毒素製剤の注射
- 交感神経遮断術(発汗をコントロールする神経を切断する手術)
ただし、多汗症の種類や診断名(腋窩多汗症、手掌多汗症、足底多汗症、頭部・顔面多汗症、全身性多汗症)によって選べる治療法が異なる点には注意が必要です。
また、治療にかかる費用や身体への負担、簡便さ、治療効果などはさまざまです。主治医とよく相談のうえ、治療方針を決定してください。 - A.
日常生活に支障が出ている場合は受診をしましょう。
- A.
まずは皮膚科を受診しましょう。
- A.
甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫、低血糖、更年期障害、悪性リンパ腫、感染症などが考えられます。原因となる病気が見つからない場合も多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る全身で大量の汗をかく全身性多汗症の場合、下記のような病気が背景にある可能性があります。
- 結核などの感染症
- 甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫などのホルモンの異常(内分泌代謝異常)
- 脳の障害
- 脊髄損傷による自律神経障害
体の一部のみ大量の汗をかく局所性多汗症の場合は、背景に疾患がなく汗腺(汗を作る場所)の働きが過剰になっている状態のことが多いとされます。耳下腺の手術がきっかけとなることもあります。
汗をかきやすいという症状はどんな病気に関連しますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科