突発性難聴
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更新日:1/25/2023
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突発性難聴について「ユビー」でわかること
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突発性難聴のQ&A
- A.
原因ははっきりとは分かっていませんが、ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病などがあると起こりやすいと言われています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る内耳の血流障害やウイルス感染、自己免疫が突発性難聴の原因と考えられていますが、はっきりしたことはまだ分かっていません。ただし、精神的ストレスや身体的ストレス、睡眠不足や糖尿病を抱えている人が突発性難聴になりやすいという傾向は確認されています。
- A.
中高年の方に多い病気です。男女で発症の頻度に差はないとされています。
- A.
治療開始が遅れることで、聞こえにくさや耳鳴りなどの症状が治りにくくなります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る発症早期(1~2週間以内)であれば治療効果が高くなりますが、放っておくことで治療開始が遅れてしまい、治りにくくなります。
また、突発性難聴に似ている症状の病気は他にもあるため、急に聞こえが悪くなった場合には医療機関を受診してください。 - A.
突然、片方の耳が聞こえにくくなる病気です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る耳の奥の内耳という場所の調子が悪くなり、急に耳が聞こえにくくなる病気です。音をうまく感じられない「感音難聴」のうち、特に中耳炎や腫瘍といったはっきりした原因がないものが「突発性難聴」と呼ばれます。ほとんどが片側の難聴として発症し、両側に難聴をきたすことは稀(1%程度)とされています。一般的には繰り返して発症することのない病気です。
原因として内耳の血流障害やウイルス感染が関わっていると考えられていますが、はっきりしたことはまだ分かっていません。 - A.
何の前触れもなく突然起こる難聴の他、耳鳴りや吐き気、めまいが見られることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急に音が聞こえにくくなる(難聴)ほか、耳鳴りやめまい、吐き気などが見られることもあります。
難聴
何の前触れもなく、突然音が聞こえにくくなります。程度は「聞こえにくい」から「全く聞こえない」まで幅があります。主に片方の耳だけが聞こえにくくなりますが、稀に両側が聞こえにくくなることもあります。
耳鳴り、めまい、吐き気
耳鳴りやめまい、吐き気などを伴うことがあります。めまい発作を繰り返すことはありません。
- A.
前触れなく急に片方の耳が聞こえにくくなることが初期症状と言えます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病気によっては予兆のようなものがあり、それに対応することで重症化を防ぐことができます。
しかし、この病気は前触れもなく急に片方の耳が聞こえにくくなることが特徴です。
そのため、あえて初期症状と言うのであれば「突然耳が聞こえにくくなること」が挙げられます。 - A.
基本的には片耳だけです。
- A.
メニエール病や急性低音障害型感音難聴などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「急に耳が聞こえなくなる」という症状が似ている他の病気には、
- 急性低音障害型感音難聴
- メニエール病
- 外リンパ瘻
- 音響外傷
などがあります。
これらの病気は、耳の奥にある「内耳(ないじ)」の調子が悪くなって聞こえなくなるという共通点があります。 - A.
問診や耳などの診察を行い、聴力検査をすることで難聴のタイプを判断して診断します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るまずは問診で、めまいがあるかどうか、耳が聞こえにくくなったきっかけはあるかどうかなどについてお話を聞き、その後に耳の中をのぞいて診察します。
また、聴力検査を行うことで、- 難聴の原因となっている場所は耳の奥の内耳なのか、それより手前の中耳や外耳なのか
- 片耳が聞こえないのか両耳が聞こえないのか
- どの音域が聞こえないのか(高音か低音か)
などを確認し、診断します。
判断が難しい場合には頭や耳のCTやMRIなどを実施することもあります。 - A.
聴覚検査や画像検査などを行います。また、医師による身体の状態確認も行います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る突発性難聴が疑われる場合の検査は、
- 器具を用いた鼓膜の確認
- 聴力検査
- 音叉(おんさ)を用いた検査
などを行う場合が多いです。
その他に、- 平衡機能の検査
- 頭のMRI
- 耳のCT
などを実施することもあります。
- A.
突発性難聴の治療は、ステロイドの内服・点滴などによる薬物療法が中心となります。重症の場合には高気圧酸素療法も選択肢に入ります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るステロイドという薬の全身投与や鼓室内投与、高気圧酸素療法などの治療法があります。
ステロイド全身投与
炎症を抑える「ステロイド」という薬を内服もしくは点滴で投与する治療法です。主に外来通院で実施することが多いです。ステロイドには血糖を上昇させる副作用があるため、糖尿病の方は血糖のコントロールを行うために入院することもあります。
ステロイド鼓室内投与
ステロイドを耳の中(鼓室)に注射で投与する治療法です。基本的には、ステロイド全身投与を行っても聴力の改善が見られなかった方に行います。また、全身投与では副作用を被ってしまう糖尿病患者の方や妊婦さんには、全身投与に代えて初期治療として実施することもあります。
高気圧酸素療法
気圧の高い部屋の中で高濃度の酸素を吸入する治療法です。重度の難聴の方に対してステロイド投与と併用して行うことがあります。実施できる設備のある施設が限られている治療法です。
その他
上記の治療法と併用して、抗凝固薬、血管拡張薬、血管作動薬、抗酸化薬などの薬が用いられることがあります。
- A.
発症早期にはまずステロイドを使用した治療を行うことが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的には、発症して間もない場合にはステロイドの投与を1~2週間かけて行うことが多いです。
基本的に外来治療で行われますが、重症な場合や糖尿病の持病がある場合、めまいを伴っている場合などは入院して治療をすることもあり、数週間かけて治療をすることも多いです。
症状が残ってしまうこともありますが、早期に治療を開始した方が治りやすいため、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。 - A.
特にありませんが、薬の副作用には注意が必要なこともあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る持病が特になければ普段通りの生活で問題ありません。
ただ、持病によっては治療で使用するステロイドの副作用に特に気をつける必要がありますので、治療の開始にあたっては主治医の先生の話をよく聞いておいてください。 - A.
耳鳴りなどの後遺症に対するリハビリテーションとして必要になることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的に、突発性難聴などで片方の耳が聞こえない方の場合、補聴器を装用することで得られる効果はあまり高くないと考えられています。
ただし、耳鳴りなどの後遺症がある場合には補聴器を使ったリハビリが必要となることもあります。 - A.
ステロイドという薬を使用することが多いです。血糖値や眼圧が上がる副作用が出ることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る発症して間もない場合は、ステロイドという薬を用いて治療することが多いです。
ステロイドを使用することで、- 閉塞隅角緑内障
- 糖尿病
- 胃潰瘍
- B型肝炎
といった病気の悪化につながることがあるので、これらの持病がある方は特に薬の副作用に注意が必要です。
主治医の先生の話をしっかりと聞いておくようにしましょう。
また、ステロイドのほかにも、血管拡張薬や代謝改善薬、ビタミン製剤といった薬を使うことがあります。
これらの薬には、治療に支障をきたすような副作用はほとんどありません。 - A.
発症早期に用いるステロイドという薬は、1~2週間使用することが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る発症早期に用いるステロイドという薬は、1~2週間にわたって使用することが多いです。
その他の血管拡張薬や代謝改善薬、ビタミン製剤などは、それよりも長い期間にわたって使用することもあります。
主治医の先生に相談してみてください。 - A.
当初の治療が効果的でない場合、ステロイドを耳の中に注射することがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る発症して間もない時期のステロイド治療が効かなかった場合、ステロイドの耳の中への注射(ステロイド鼓室内投与)を選択できる場合があります。
不安や心配な点がある場合には、主治医の先生に相談してみてください。 - A.
急に音が聞こえにくくなった場合、なるべく早く医療機関を受診してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急に音が聞こえにくくなった場合、突発性難聴の可能性があるのでなるべく早く耳鼻咽喉科頭頸部外科を受診してください。
症状を感じたらすぐに、遅くとも7日以内には受診しましょう。 - A.
耳鼻咽喉科を受診してください。
突発性難聴について、医師からのよくある質問
- 耳の聞こえにくさを感じていますか?
- 聞こえにくさに左右で大きく差があると感じますか?
- 耳鳴りがしますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 耳鼻咽喉科