耳鳴りがする
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/09/05
「耳鳴りがする」がどの病気に関連するかAIでチェックする
耳鳴りがするという症状について「ユビー」でわかること
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「耳鳴りがする」はどんな症状ですか?
耳鳴りがするとは
「耳鳴りがする」に関連する主の病気には、片頭痛、脳梗塞、適応障害などがあります。
「耳鳴りがする」に関連する症状はありますか?
「耳鳴りがする」のQ&A
- A.
耳鳴りはストレスで増悪します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るストレスや疲れ、不眠などで耳鳴りは増悪します。また、ストレスや疲れ、不眠などは、突発性難聴やメニエール病などの耳鳴りを引き起こす病気の原因となることもあります。不安定な生活リズムや睡眠不足を避けましょう。
- A.
実際には音がしていないにもかかわらず、自分の耳や頭の中でさまざまな音がする症状です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る耳鳴りは、身体の内部以外には音源がないにもかかわらず、何らかの音の感覚が生じている異常な聴覚現象と定義されています。
具体的には以下のように聞こえることがあります。- 「キーン」「ジー」「ピー」などの高い音
- 「ブーン」「ボー」「ゴー」などの低い音
- 「ドクドク」と心臓の動きに一致する音
- 「ボワン」とした音
また耳鳴りには、下記のようなその他の症状を伴うことが多いです。
難聴
耳鳴りがする方の9割以上に難聴を伴っています。難聴を伴わない場合もありますが、高い音の耳鳴りの場合は高い音が、低い音の耳鳴りの場合は低い音が聞こえにくくなっていることが多いです。
耳閉感
耳が詰まったように感じる状態です。「耳が塞がる」「耳に水が入ったような感じ」「高いところに登った時やトンネルに入った時ような感じ」などと表現されます。
聴覚過敏
周囲の音が「響く」、「割れる」など不自然に際立ったニュアンスで聞こえる状態です。
- A.
耳鳴りそのものは薬物療法や音響療法、教育的カウンセリングなどを組み合わせて治療します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る耳鳴りの原因が治療可能なものであれば、まずその原因に対する治療を行います。具体例は以下の通りです。
突発性難聴
ステロイドなどによる薬物療法
メニエール病
生活指導、浸透圧利尿薬などによる薬物療法
うつ
休養、抗うつ薬などによる薬物療法、精神療法
また、加齢に伴う難聴など耳鳴りの原因が治療困難な場合には、耳鳴りそのものに対して治療を行います。
耳鳴りそのものに対する治療は主に薬物療法や音響療法、教育的カウンセリングがあります。薬物療法
耳の機能の改善や耳鳴の苦痛を軽減することを目的に投薬を行います。
- ビタミン剤(メチコバールなど)
- 血流改善薬、血管拡張薬(アデホスなど)
- ステロイド
- 抗けいれん薬
- 筋弛緩薬
- 局所麻酔薬
- 抗不安薬
- 抗うつ薬
音響療法
耳鳴りの音に順応したり、リラックス効果を得ることを目的としてデバイスを用いて耳に優しい雑音を聞く治療法です。
- 補聴器
- サウンドジェネレーター
- 環境音楽
教育的カウンセリング
重度の耳鳴りや不安が強い場合には以下のような内容を説明することで、不安や疑問に対応します。
- 聞こえの仕組み
- 耳鳴り発生のメカニズム
- 耳鳴り増悪のメカニズム
- 治療方法
- A.
めまいなどの症状を伴う場合や、耳鳴りが10分以上続く場合には医療機関を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような症状がある場合には、突発性難聴に伴う耳鳴りの可能性があります。発症後1週間以内に治療した方がよいため、下記の症状が見られる場合にはなるべく早めに医療機関を受診しましょう。
- 急に耳が聞こえにくくなった
- めまいがある
- 気持ちが悪く、吐きそう
上記以外の場合でも10分以上続く耳鳴りであれば一度医療機関を受診し、原因となる病気がないか検査することをおすすめします。健康な人でも静かな空間で数秒〜数十秒程度の一過性の「キーン」「シーン」といった耳鳴りが聞こえることがありますが、その場合は病院を受診する必要性が高くないことがほとんどです。
- A.
耳鼻咽喉科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る耳鳴りの原因の多くは難聴によるものなので、耳鼻咽喉科の受診が望ましいでしょう。診断のためには、耳鼻咽喉科にて聴覚検査を行い難聴の評価を行うことが重要です。また難聴に伴う耳鳴りの場合、補聴器など適切なデバイスを使用することで、耳鳴りを軽減することも可能です。
- A.
高い音が聞こえにくくなる難聴が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「キーン」「ピー」などの高い耳鳴りが聞こえる場合には、高い音が聞こえにくくなる難聴になっていることが多いです。
高い音が聞こえにくくなる難聴としては下記のような疾患が挙げられます。- 加齢性難聴
- 騒音性難聴
- 突発性難聴(高音急墜型や高音漸傾型)など
- A.
耳鳴りの原因は難聴が最も多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る耳鳴りの原因は以下の3つに分けられます。
(1)難聴に伴うもの
(2)血管の異常によるもの
(3)精神疾患の一症状によるもの難聴に伴うもの
耳鳴りの9割は難聴が原因です。聞こえにくくなった音に対しての脳の過剰反応として耳鳴りが生じると考えられています。耳鳴りの音が高い場合には、加齢性難聴などの高い音が聞こえにくくなる難聴を考えます。また、耳鳴りの音が低い場合には、急性感音障害型感音難聴やメニエール病などの低い音が聞こえにくくなる難聴の可能性があります。代表的な疾患は下記の通りです。
- 加齢性難聴
- 突発性難聴
- 急性低音障害型感音難聴
- メニエール病
- 騒音性難聴
- 聴神経腫瘍など
血管の異常によるもの
「ドクドク」「ザーザー」など水の流れるような拍動する音が聞こえる場合、耳の周囲の血管の異常に伴う雑音が聞こえていることが多いです。その場合、マイクや聴診器をあてることで他の人が耳鳴りを聞くことができることがあります。代表的な疾患は下記の通りです。
- 動静脈瘻
- 頸動脈狭窄
- 動脈瘤
- 高位頸静脈球など
精神疾患の一症状によるもの
以下のような心療内科や精神科での診察が必要な疾患が原因で耳鳴りが出現します。ただし、耳鳴りの結果としてうつや不安障害となることもあるので注意が必要です。代表的な疾患は下記の通りです。
耳鳴りがするという症状はどんな病気に関連しますか?
耳鳴りがするという症状について、医師からのよくある質問
- 耳鳴りは片方の耳だけから聞こえますか?
- セミのなき声(ジージー)やモーター(ブーン)のような低い音の耳鳴りがしますか?
- 金属音(キーン)や笛の音(ピー)のような高い音の耳鳴りがしますか?
- 耳の痛みはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 耳鼻咽喉科