B細胞リンパ腫
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/10
あなたの症状とB細胞リンパ腫の関連をAIでチェックする
B細胞リンパ腫について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
B細胞リンパ腫と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
体のだるさがある
- 自覚した時期
- 6か月以上前から
食欲がない
- 症状の程度
- 固形物は食べられないが水分はとれている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 自覚した時期
- 1日以内から
B細胞リンパ腫とはどんな病気ですか?
B細胞リンパ腫のQ&A
- A.
原因は分かってはいません。遺伝やウイルス感染、環境要因が考えられています。加齢や免疫系の障害の関与も考えられています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の原因は特定のひとつではなく、複数の因子が発症に関係しています。具体的には以下のような要因が考えられています。
遺伝的要因
特定の遺伝子変異がB細胞のがん化を引き起こすとされています。
ウイルス感染
エプスタイン・バール・ウイルス(EBV)が関連しているケースが報告されています。
免疫系の異常
先天的な要因や、HIVなどの免疫不全状態を引き起こす病気が原因となっていることもあります。
環境因子
農薬や溶剤などの化学物質への長期間の曝露(ばくろ:何らかの物質にさらされる・接触すること)が、リンパ腫のリスクを高める可能性が指摘されています。
年齢
高齢になると免疫機能が低下するため、年齢もDLBCLのリスク因子として重要です。
- A.
増大するリンパ節の腫れが最も一般的です。また、「B症状」と呼ばれる、発熱・夜間の汗・体重の減少が現れることもあります。
解説びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の最も一般的な症状は、急速に増大するリンパ節の腫れです。この他にも、全身症状やリンパ腫の発生部位に応じた多様な症状が見られます。
全身症状
特にB症状はよく見られる全身症状です。これらはリンパ腫が体の広範囲に影響を及ぼしている可能性を示し、急を要する治療が必要となることもあります。
リンパ腫の場所に応じた症状
腹部に発生した場合
- 腹痛
- 胃の不快感
- 食欲不振
胸部に発生した場合
脳や脊髄にリンパ腫がある場合
- 頭痛
- 視力障害
- 手足の感覚異常
- 運動機能障害
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るSwerdlow SH, et al. Blood. 2016,127(20),2375-2390.
M.T. van Leeuwen, et al. Int J Cancer. 2014,135,2146-2156. - A.
首、脇の下、脚の付け根に痛みを伴わない腫れ、しこりができることが一般的です。
解説びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の初期症状はしばしば非特異的(特徴的でなく、他の病気でも見られること)であり、早期の場合は病気が見過ごされがちです。
以下のような症状が知られています。無痛性のリンパ節腫脹
特に首、脇の下、鼠径部(脚の付け根の部分)に位置するリンパ節が腫れることが多く見られます。この腫れは固く、触っても動きにくい特徴があります。
初期段階では、このリンパ節の腫れ以外に自覚症状がないことも少なくありません。軽度の発熱、疲労感、夜間の発汗など
これらの症状は他の病気においてもよく見られる症状であることから、DLBCLの診断が遅れる原因にもなります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るSwerdlow SH, et al. Blood. 2016,127(20),2375-2390.
M.T. van Leeuwen, et al. Int J Cancer. 2014,135,2146-2156. - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の自宅で行える基本的なセルフチェックの手順と注意点を説明します。
リンパ節のチェック
首、脇の下、鼠径部(脚の付け根の部分)など、体の表面に近いリンパ節を自分の手で触ってみて、腫れや硬さ、痛みの有無を確認します。通常、リンパ節は豆くらいの大きさで柔らかく、触っても痛みを伴いませんが、腫れて硬くなっていたり、触ると痛い場合は異常がある可能性があります。
B症状の自己評価
B症状とはDLBCLで見られる代表的な3つの症状をさす言葉です。
- 発熱
- 夜間の汗(特に寝ている間にシーツが濡れるほど)
- 体重の著しい減少(1ヶ月で体重の5%以上が理由なく減少)
が見られる場合は病院を受診しましょう。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るSwerdlow SH, et al. Blood. 2016,127(20),2375-2390.
M.T. van Leeuwen, et al. Int J Cancer. 2014,135,2146-2156. - A.
リンパ腫がさまざまな臓器に広がっている状態で、発熱、発汗、体重減少、疲労感、食欲不振の他、臓器特異的な症状として腹部、呼吸器、神経の症状が生じることがあります。
解説びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の末期とは、リンパ腫がリンパ節外の組織や臓器に広がっている状態です。この段階での症状は、病気が影響を与えている臓器の種類と位置によって大きく異なります。以下に、一般的に観察される症状とその説明を示します。
一般的な症状
臓器ごとに見られる症状
腹部の症状
呼吸器系の症状
中枢神経系の症状
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るSwerdlow SH, et al. Blood. 2016,127(20),2375-2390.
M.T. van Leeuwen, et al. Int J Cancer. 2014,135,2146-2156.
B細胞リンパ腫について、医師からのよくある質問
- 肌に赤色から茶色の盛り上がった硬いしこりやぶつぶつが出来ていますか?
- 皮ふにコブ状のものがある、または触れますか?
- 発熱と解熱を繰り返していますか?
- リンパ節(首や脇の下、股の付け根、耳の後ろなどにあります)がはれて大きくなっていると感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科