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フォン・ヴィレブランド病の遺伝形式を教えてください。
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
フォン・ヴィレブランド病の遺伝形式は、主に常染色体優性遺伝と常染色体劣性遺伝の2つです。
フォン・ヴィレブランド病の遺伝形式は、主に以下の2つです。
常染色体優性遺伝
フォン・ヴィレブランド病の1型と多くの2型は、常染色体優性遺伝の形式を取ります。
親のどちらか一方が病気の遺伝子を持って発症しており、この場合、子どもが病気の遺伝子を引き継いで発症する確率は50%です。
常染色体劣性遺伝
フォン・ヴィレブランド病の3型と2型の一部は、常染色体劣性遺伝の形式を示します。
両親がともに病気の遺伝子を持っていて、発症はしていない場合、子どもが両親から遺伝子を引き継ぎ、病気を発症する可能性があり、その確率は25%です。
遺伝形式について詳細に知りたいときは、臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーなど遺伝診療の専門家に相談することをおすすめします。
なお、病型については以下のQ&Aもご参照ください。
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(参考文献)
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