羞明は主にどのような薬で治療しますか？副作用はありますか？

羞明（しゅうめい）の治療は、原因となる目の状態に応じて使用される薬が異なります。最も多い原因であるドライアイには、人工涙液やヒアルロン酸点眼、油層を補う点眼薬などが用いられ、角膜の乾燥を改善することでまぶしさを軽減します。

角膜炎やぶどう膜炎など炎症が原因の場合は、抗炎症薬やステロイド点眼が処方され、炎症を抑えることで症状の改善が期待できます。また、アレルギーが関与している場合には、抗アレルギー点眼が有効です。

副作用については、薬の種類によって異なります。人工涙液は副作用がほとんどありませんが、ステロイド点眼は長期使用で、眼圧上昇や白内障進行のリスクがあるため、医師の指示に従って使用することが重要です。

抗炎症薬や抗アレルギー薬でも、まれに刺激感や充血がみられる場合があります。このように、羞明の治療は薬の種類と使い方が原因によって大きく変わりますので、適切な診断のもとで治療を進めることが大切です。