羞明の場合、主にどのような治療をしますか?
羞明の治療は、原因の種類に対して治療を行います。
羞明(しゅうめい)の治療は、まず原因となっている疾患を明らかにし、それに応じた対処を行うことが基本となります。
ドライアイが原因の場合は、人工涙液やヒアルロン酸点眼などで角膜表面を保護し、症状を軽減します。
角膜炎やぶどう膜炎など炎症が関与している場合は、抗炎症薬やステロイド点眼を用いて炎症を抑えます。
白内障による羞明では、程度に応じて手術が選択されることがあります。
また、コンタクトレンズの不適合が原因であれば、レンズの種類や度数の見直しが必要です。
さらに、光刺激に敏感な状態が続く場合には、遮光眼鏡やサングラスで光を調整する方法も有効です。
このように、羞明の治療は個々の原因に合わせたアプローチを行うことが重要です。
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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