乳腺炎の自力での治し方を教えてください?
授乳の継続や搾乳に加えて、マッサージが有効な時もあります。
うっ滞性乳腺炎の場合には、授乳を継続したり、搾乳したりすることで、母乳の排出が促され症状が改善することもあります。冷湿布なども痛みの緩和に有効です。
また、適切にマッサージを行うことで、胸の張りが改善することが期待できます。
マッサージの方法はさまざまですが、一例として胸の外側から脇の下のリンパ節へ、内側から胸の中央のリンパ節へ向かって流すようにマッサージすると、余分な水分が排出され、張りの軽減に効果的とされています。
また、詰まりがある場合は、もう片方の手で詰まりの後ろを軽く押しながらマッサージすると、母乳の流れがスムーズになります。
一方、自己判断での治療やマッサージでは十分に改善せず、治療の開始が遅れてしまう原因にもなりかねません。
乳腺科や分娩後の場合には、分娩先の医療機関にまずは相談するとよいでしょう。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
乳腺炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ