原発性胆汁性胆管炎の診断基準はなんですか?
採血での抗体の有無と肝臓の組織検査に加え、採血や症状、病歴などから診断されます。
原発性胆汁性胆管炎の診断では、以下の2項目が重要になります。
①採血での抗体検査
採血で原発性胆汁性胆管炎に特徴的な「抗ミトコンドリア抗体」の有無を確認します。抗ミトコンドリア抗体は原発性胆汁性胆管炎の患者さんの90%で陽性になると言われています。
②肝臓の組織検査
肝臓の組織を一部採取し、原発性胆汁性胆管炎に特徴的な組織像の有無を確認します。
実際にはこの2つに加え、病歴や採血などの検査所見、症状などを組み合わせて総合的に判断することで診断が行われます。
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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