原発性胆汁性胆管炎ではどのような合併症がありますか?
骨粗鬆症や脂質異常症、甲状腺機能低下などの自己免疫性疾患が挙げられます。
原発性胆汁性胆管炎では、骨粗鬆症や脂質異常症、甲状腺機能低下などの自己免疫性疾患といった合併症が挙げられます。合併症としては、大きく原発性胆汁性胆管炎そのものによって二次的に発生するもの、合併する自己免疫性疾患に分類することができます。
原発性胆汁性胆管炎そのものによって二次的に発生するものとしては、骨粗鬆症や脂質異常症、肝硬変などが挙げられます。胆汁の流れが悪くなり、コレステロールの上昇、脂溶性ビタミンの吸収が悪いことによる骨密度の低下、肝機能の低下などが起こります。
そのほか、原発性胆汁性胆管炎では自己免疫性疾患を合併しやすいことが知られています。原発性胆汁性胆管炎自体も、肝臓の中にある胆管が免疫によって攻撃されることで起こる自己免疫性疾患です。そのため、同様の仕組みで起こる橋本病、関節リウマチ、シェーグレン症候群などを合併する場合があります。
このように、原発性胆汁性胆管炎では関連する合併症を発症する場合があります。気になる症状があれば主治医に相談し、合併症の評価を受けることが大切です。
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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