肝硬変
「肝硬変」とは、肝臓の炎症が続くことにより肝臓が硬くなる病気です。原因にはB型肝炎・C型肝炎ウイルスや多量飲酒などがあり、原因に応じて治療を行います。肝臓は「沈黙の臓器」であり、初期症状に気付きにくいことが多いです。黄疸、腹水、むくみなどの症状が見られる場合は、消化器内科を受診してください。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
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症状について
肝硬変の原因は何がありますか?
肝硬変の原因として、ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、自己免疫性肝炎などがあります。
肝硬変ではどのような症状がありますか?
肝硬変の主な症状には黄疸(おうだん:皮膚や尿が黄色になる)、お腹の張り(腹水)、むくみ、肝性脳症(意識が悪くなる、異常な行動をする)などがあります。
肝硬変には初期症状はありますか?
体のだるさ、食欲低下などの初期症状が現れることがあります。
肝硬変のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
肝硬変では腹水がたまりますか?
肝硬変が進行すると、腹水がたまる可能性があります。
腹水の症状があり肝硬変と診断されました。もう手遅れでしょうか?
いいえ、手遅れではありません。適切な治療により症状を軽減し、病気の進行を遅らせることができます。
肝硬変が原因で急死することはありますか?
はい。食道胃静脈瘤や肝細胞がんの破裂によって急死することがあります。
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