「肝硬変」とはどのような病気ですか?
肝硬変とは、慢性的なダメージによって肝臓の細胞が破壊され、肝臓が硬くなった状態のことです。
肝臓は、B型肝炎・C型肝炎ウイルス、長期間にわたる多量の飲酒、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、自己免疫性肝炎などにより、慢性的なダメージを受けます。
通常、ダメージを受けた肝臓は繊維質で修復されます。しかし、繊維質が蓄積すると肝臓は硬く変化して、肝臓の正常な働きが失われます。
この状態のことを、肝硬変といいます。
肝硬変の原因に応じて、抗ウイルス薬やステロイドなどの薬物治療、禁酒、食事・運動治療などを行います。
公開日:
最終更新日:
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
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