肝硬変はどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
肝疾患が最後にたどり着く病態であり、治ることはありません。
残念ながら、肝硬変そのものは不可逆性の病気であり、肝臓が元の状態に戻ることはありません。
肝臓の状態を改善する治療法はなく、肝臓の機能が低下したことにより発生する合併症をできるだけ防ぐことが治療の目標になります。
肝硬変では栄養状態が悪化し、腹水が出ることがあります。そのため、利尿剤で腹水のコントロールを行います。薬剤でのコントロールが難しくなってくると、腹水穿刺でおなかに針を刺し、水を抜くこともあります。
水分の取りすぎは腹水を悪化させるため注意が必要です。また、肝硬変の患者さんでは食道静脈瘤が出現し、急な出血で命を落とす危険があります。そのため、静脈瘤の確認やその治療も必要になってきます。
また、食事療法による適正なカロリーと栄養バランスがとれた食事は非常に重要です。肝硬変の患者さんにとって飲酒は致命的で、断酒が必須です。
これら腹水のコントロール、静脈瘤の治療などによって、出血や腹膜炎など、肝硬変患者さんに起こる合併症をできるだけ和らげることが必要です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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