斜頸は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
痙性斜頚では筋弛緩薬や抗コリン薬が用いられ、眠気や口渇などの副作用があります。
成人の痙性斜頚の薬物療法では、主に筋肉の緊張を和らげる目的で、筋弛緩薬(例:チザニジン、エペリゾンなど)や、脳内の神経伝達物質のバランスを調整する抗コリン薬(例:トリヘキシフェニジルなど)が使用されます。これらの薬は、症状の軽減に役立つことがありますが、根本的な治療ではありません。
副作用としては、筋弛緩薬では眠気、ふらつき、脱力感などが、抗コリン薬では口の渇き、便秘、排尿困難、目の調節障害(かすみ目)などが挙げられます。高齢者では認知機能への影響も考慮されることがあります。これらの副作用は個人差があり、医師と相談しながら適切な薬剤と用量を調整することが重要です。
斜頸について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Sandra L Kaplan et al.“Physical Therapy Management of Congenital Muscular Torticollis: A 2018 Evidence-Based Clinical Practice Guideline From the APTA Academy of Pediatric Physical Therapy”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30277962/,(参照 2025-11-11).
David M Simpson et al.“Practice guideline update summary: Botulinum neurotoxin for the treatment of blepharospasm, cervical dystonia, adult spasticity, and headache [RETIRED]: Report of the Guideline Development Subcommittee of the American Academy of Neurology”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27164716/,(参照 2025-11-11).
J C Cheng et al.“Sternocleidomastoid pseudotumor and congenital muscular torticollis in infants: a prospective study of 510 cases”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10356139/,(参照 2025-11-11).
Clemens Jacksch et al.“Long-term efficacy with deep brain stimulation of the globus pallidus internus in cervical dystonia: a retrospective monocentric study”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36184607/,(参照 2025-11-11).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
斜頸
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
