脳腫瘍
「脳腫瘍」とは、頭蓋内にできる腫瘍の総称です。脳の細胞が増殖する場合と、がんの転移が原因の場合があります。朝起きた時の頭痛や吐き気、手足のしびれ、麻痺、けいれん、呂律が回らないなどの症状があります。手術や抗がん剤、放射線などを組み合わせて治療します。神経内科、脳神経内科、脳神経外科を受診しましょう。
病院勤務 脳神経内科
鈴木 智 監修
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頭蓋内にできる腫瘍です。脳の細胞が増殖する場合と、他の臓器からがんが脳に転移する場合があります。
脳腫瘍の種類や悪性度(グレード)などによってさまざまです。
病気によってさまざまです。手術や放射線などの治療で完全に治ることもあります。
短期間で大きくなり、周りに広がっていく場合、悪性と考えられます。
脳を圧迫して、頭痛や吐き気、意識障害などの症状が出ます。
腫瘍の場所によって、けいれんや麻痺、会話に支障をきたすことなどがあります。
現時点でははっきりわかっていません。
脳以外の臓器で発生したがんが脳に到達して増殖したものです。原発の脳腫瘍よりも多いと考えられています。
大きく分けると原発性腫瘍と転移性腫瘍があります。元となる細胞やできる場所によって更に細かく分類されます。
10〜24歳での脳腫瘍の発生率は、1年間で10万人あたり約2.5人です。他の病気との関連が指摘されています。
脳腫瘍の種類によって大きく異なるため、一概に述べることはできません。
いいえ。ストレスが直接脳腫瘍を引き起こすことはないと考えられています。
脳腫瘍の種類によって大きく異なるため一概に述べることはできませんが、再発を繰り返す可能性はあります。
腫瘍の種類によって大きく異なります。腫瘍によって、小児に多い腫瘍や高齢者に多い腫瘍があります。
脳腫瘍は一般的に1〜4のグレードによって分類されます。数字が大きくなるほど悪性度は高くなります。
緩和ケアを受け、患者さんやご家族の苦痛を取り除けるようにするといいでしょう。
はい、変化します。終末期には血圧が下がる、脈や呼吸が弱くなる、高熱が出るといった変化が見られます。
在宅医療が可能かどうか、医療スタッフに相談・検討してみましょう。
まれですが起こり得ます。
食べてはいけないものはありませんが、嚥下機能に応じて工夫すると良いでしょう。
生命維持に不可欠な機能を担っている場所や、切除が難しい脳の深い部分です。
手術後の悪心・嘔吐・頭痛や、後遺症による運動や認知機能障害には注意が必要です。
患者さんに寄り添う気持ちを持つだけでなく、家族自身のメンタルケアも忘れないようにしましょう。
はい、脳腫瘍と認知症・認知機能障害には関連性があります。
まれですが、可能性はあります。担当医の指示に従って経過観察を続けましょう。
脳幹に発生する脳腫瘍の一種です。日本では年間で2万人程度に1人がかかると報告されています。
脳腫瘍の一種で、現在は「星細胞腫グレード3」と呼ばれています。悪性度は高く、原因不明です。
小脳に発生した腫瘍で、身体のふらつきが初期症状として起こることがあります。
脳を包んでいる膜に発生する腫瘍です。原発性脳腫瘍の中では最も多く、大半は良性です。
はい。腫瘍ができた場所によって、性格が変わることはあります。
はい。手術せず経過観察したり、他の治療を行ったりすることがあります。
今のところ、若い人が脳腫瘍を発症する原因は完全にわかっていません。
良性の場合、5年生存率は90%以上と言われているが、悪性の場合は、15%〜60%と言われています。
悪性脳腫瘍(グリオーマ)の場合、5年生存率は15%〜60%です。
良性脳腫瘍の5年以上の生存率は90%以上と言われています。
余命宣告の時期や内容は医師の判断によって異なります。
脳腫瘍の進行速度は、症状の有無だけでなく腫瘍の種類やグレードによって異なります。
症状について
脳腫瘍の主な原因はDNAの異常ですが、具体的な発生要因は多くの場合は不明です。
腫瘍が発生した脳の部位に応じた症状がみられ、腫瘍が大きくなるにつれ突然の嘔吐なども生じます。
腫瘍が発生した脳の部位に応じた症状がみられます。身体の感覚障害や視力障害などさまざまな症状です。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ものが二重に見える、視野が欠けるなどの症状が出ることがあります。
身体の麻痺や認知機能障害、視力障害、内分泌障害などが起こり、末期になると昏睡状態となります。
症状には違いがありませんが、進行速度には違いがあります。一般的には悪性は速く、良性は遅いです。
意識がない昏睡状態になる場合が多いです。
はい。物忘れは脳腫瘍の初期症状として現れることがあります。
頭囲が大きくなる、嘔吐する、機嫌が悪くなる、利き手が変わる、体重が増えない、といったものがあります。
治療について
手術療法や薬物療法、放射線治療などを組み合わせて治療します。
腫瘍の場所や大きさによってさまざまです。
入院期間は手術後約3〜10日までです。退院後の生活では、車や飛行機の利用などに気をつけましょう。
画像検査で腫瘍の大きさと位置を特定し、症状を悪化させないようにしながら腫瘍を取り除きます。
完治は難しいですが、生活の質や予後の改善が可能な場合があります。
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