脳腫瘍では悪性と良性で症状に違いはありますか?
症状には違いがありませんが、進行速度には違いがあります。一般的には悪性は速く、良性は遅いです。
多くの脳腫瘍は頭蓋内圧亢進症状(頭痛、悪心、嘔吐、意識障害)と巣症状(腫瘍が存在している部位によります:例えば麻痺、失語、視野障害、てんかんなど)の両方を伴います。
悪性の脳腫瘍と良性の脳腫瘍では、これらの症状に大きな差異はありませんが、症状の進行速度に違いがあるとされています。一般的に、悪性腫瘍では数週から数ヶ月単位で進行し、良性腫瘍では年単位で進行するとされています。また、頭蓋内圧亢進症状は発育速度の速い腫瘍で起こりやすいとされます。
ただし、腫瘍が小さいうちは症状が現れないこともあるため、症状のある期間の長さが必ずしも良性悪性を決めるわけではありません。
症状の種類については、悪性良性の間に症状の差異はなく、脳腫瘍の種類によってさまざまな症状が現れます。そのため、症状のみで脳腫瘍が良性であるか悪性であるかを判別することは難しいです。脳腫瘍の種類や良悪性を診断するためには、CTやMRIなどの画像検査や、脳腫瘍の一部を採取し、その細胞を確認する検査などを行う必要があります。
脳腫瘍が疑われる症状がある場合には、脳神経外科や脳神経内科を受診し、必要に応じて適切な検査を受けるようにしましょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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