脳腫瘍
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更新日:1/25/2023
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脳腫瘍について「ユビー」でわかること
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脳腫瘍とは
脳腫瘍とは頭蓋骨の内部にできた腫瘍(細胞が異常に増えたかたまり)です。脳やその周囲の組織から発生するものを原発性脳腫瘍といいます。また、他の臓器で発生したがんが脳に転移するものを転移性脳腫瘍といいます。原発性、転移性ともに、腫瘍の細かい種類によって治療法や経過が大きく異なるので、専門医による診察や詳細な画像検査などが必要になります。
関連症状
次の症状などが特徴として見られます。
進行後のリスク
腫瘍が小さい場合は症状が出ない場合も多くあります。脳腫瘍ができた部位の神経の働きが障害されることで、局所的に様々な症状が出ることがあります。種類や程度は人によって異なります。
例えば、体の動きにまつわる部位に障害が出た場合は手足の麻痺などの症状が出ることがあります。また、言葉にまつわる部位に障害が出た場合は、言葉が出にくくなる・理解できなくなるなどの症状がでます。それ以外にも、ぼーっとしてしまう注意障害、物忘れや、色々なものへの関心が無くなる、自制がきかないなどの精神症状が出ることがあります。
また、脳腫瘍が脳神経に影響を与えると、けいれん発作が初発症状として起こることもあります。 腫瘍が大きくなったり、腫瘍の周りがむくむと、次のような症状がでることがあります。
- 起床時に強い頭痛
- 食事に関係ない嘔吐
- 視界がかすむ視力障害など
検査・診断
脳腫瘍の診断に重要なのは画像検査です。MRIやCTで、腫瘍の位置や大きさを確認し、良性・悪性など腫瘍の種類をおおまかに推測できます。最終的な確定診断には、腫瘍の細胞・組織を手術で採取し、顕微鏡で詳細に腫瘍の種類を診断する病理検査が必要です。また、転移性脳腫瘍が疑われる場合は、内視鏡検査や画像検査で全身の検索を行ってどこから腫瘍ができているかを明らかにします。
対処法
受診すべき診療科
脳腫瘍と関連する症状があり、まだ診断がついていない場合は、脳神経外科や脳神経内科など脳神経の専門医への受診をおすすめします。他の臓器の癌で治療中の場合は、主治医に新しい症状について相談してください。
参考文献
日本脳腫瘍学会. 脳腫瘍診療ガイドライン 2019年版 第2版. 2019.
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脳腫瘍について、医師からのよくある質問
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- 頭痛は朝に悪化しますか?
- こめかみ付近が痛みますか?
- 頭の後ろ側に痛みがありますか?
- おでこ付近は痛みますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経外科