脳腫瘍にかかりやすい年齢はありますか?
腫瘍の種類によって大きく異なります。腫瘍によって、小児に多い腫瘍や高齢者に多い腫瘍があります。
脳腫瘍にはさまざまな種類があり、種類ごとにかかりやすい年齢は異なります。大きく分けると、小児に多い腫瘍と成人に多い腫瘍があります。成人に多い腫瘍は、中年以降の高齢者にできることが多いです。
小児に多い腫瘍と成人に多い腫瘍の具体例を以下に示します。
小児に多い脳腫瘍は、一般的に10歳以下で発症することが多く、成人に多い脳腫瘍は50歳以上で発症することが多いです。
小児に多い腫瘍
- 星細胞腫(星の形をした細胞からできる腫瘍)
- 胚細胞腫(発生初期の細胞からできる腫瘍)
- 髄芽腫(脳の後ろの部分にできる腫瘍)
- 上衣腫(脳や脊髄の中を流れる液体を包む細胞からできる腫瘍)
成人に多い腫瘍
- 髄膜腫(脳を包む膜からできる腫瘍)
- 膠芽腫(非常に悪性の腫瘍)
- PitNET(下垂体腺腫、ホルモンを分泌する下垂体にできる腫瘍)
- 神経鞘腫(神経を包む鞘からできる腫瘍)
- 原発性中枢神経系悪性リンパ腫(リンパ系の細胞からできる腫瘍)
- 転移性脳腫瘍(肺や乳房、消化器などの他の部位から脳に転移してきた腫瘍)
上記以外にも、下垂体の近くにできる頭蓋咽頭腫という腫瘍のように、小児と中年の両方にピークを持つような脳腫瘍もあります。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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